コーヒーの楽しみを語る時、カップにこだわる楽しみを見逃すわけには行きません。
時と場合によれば、それは紙コップであろうと缶詰の空き缶であろうと、ことさらに記憶に残る一杯のコーヒーがあることは確かです。
でも、私たちのこの日常でなら、コーヒーカップに多少のこだわりを楽しむことも、許されるのではないかと思います。
何も一客何万円もする名品である必要は、さらさらありません。
要は、人それぞれのセンスと好みの問題ですね。
一方、喫茶店のようにコーヒーを飲ませるのが商売となると、器にも特別気を使わないわけには行きません。
お店の個性を感じ取ってもらうための、大切な顔役でもありますから、カップ選びの基準もオーナーの好みだけというわけに行かないこともありますね。
私が知っているあるお店では、棚に一点一点違うこだわりのカップが飾られていて、客はその中から一つ選んでカウンターに持って行き、好みの銘柄をオーダーするという仕掛けになっていました。
いずれにしても、目で見て楽しむものでありながら、カップによってコーヒーの味が変わるような気がすることがあるものです。
そして、そこがまた一つの楽しみでもあるわけです。
食工房、カフェコーナーの定番カップです。
小さめなので、いつもお代わりを差し上げています。
白磁は私の好みでもあり、プライベートでも自分用の白磁のカップを使っています。
食工房のもう一つの定番カップ。
山暮らしをしている時に知り合った陶芸家の女性からいただいたものです。
取っ手がループではなく、耳のように板状になっているところが可愛いと評判です。
こちらは、我が家の来客用です。
青系の色は、案外コーヒーに合いますね。
スッキリとした切立のフォルムがカッコイイと思いませんか。
これは、リサイクルのお店で見つけた一点限りの品。
連れ合いのお気に入りの一つ。
最後は、会津の地元の「草春窯」の作。
オーナーさんから、おみやげにいただいたものです。
取っ手が小さくて出来損ないだと仰いましたが、私には上等、全く不満はありません。
何にしても美しい!形も色も、そして機能性も・・・。
こういうのを、食工房の定番カップに出来たらいいですね。
頑張らなくては・・・!
そして、素敵なカップがあって次に必要なのは、おいしいコーヒー豆ということになりますね。
というところで落ちが着きました。
食工房のコーヒー豆をどうぞよろしく。
私がすきなのは田崎先生の白磁のカップです
嫁にきてから7年ほど習ったピアノの先生に、大切にしてねといただいたのが、田崎先生の今では珍しい絵付けのお皿でした。
以前の青磁の作品の独特のフォルムがすきで、先生の作品でコーヒーや紅茶を出すお店があったのですが閉店してしまいました。
とても残念です。
器を楽しみながら一粒のチョコ、美味しい紅茶や珈琲を頂くだけで幸せ。心が落ち着き温な気持ちになれます。
オリオリさん、コズさん、コメントありがとうございました。
器の楽しみ、大きいですよね。
中身よりとは申しませんが、同じくらい・・・。
そこにあと素敵な音楽があれば、目と鼻と舌と耳と、全ての感覚を満たす楽しみになりますね。