この一年の感謝を・・・。


我が家は借家ですが、家の裏手の広い敷地の中にお稲荷さまが奉ってあります。
頼まれたわけではありませんが、私は当初からこのお稲荷さまには、出来る限りのお世話をしています。
年に二回、春と秋の終わりには清掃をして落ち葉を焚き、煙を立ててお浄めをします。
今年は何かと忙しくて、秋のお努めが年末になってしまいましたが、幸い降雪が遅れ、お稲荷さまも待ってくれているという気がしましたので、やっと今日は約束が果せたという思いです。
実は昨日のうちに、娘たちが大方清掃を終わらせてくれていましたので、今日は搗いたばかりの餅を供え、濡れていた落ち葉に何とか火を点けて、少しの間でしたが煙を立ててお浄めをすることが出来ました。
こんなことをして、でも信仰とは何の関係もありません。
私は、人間以外の全ての者に対して、人間と同様あるいはそれ以上の敬意を払う気持でいると、ただそれだけです。
そしてこのお稲荷さまが、この敷地と家とそこに住まい暮す者のことをとても気にかけているということを、素直に理解出来るのです。

さて、おかげさまでこの一年もどうやら無事に終われそうです。
餅つきも例年通りきれいに搗き上がり、とくに今年はお供え餅が上手に丸まったのでとても満足しています。
パン屋でも、正月だけは餅にこだわります。





そして明日は、恒例のそば打ちです。
今年は、ある方からそば粉100%で上手に打てる秘訣を教わりましたので、試してみようと思っています。
それが上手く行けば、終わり良ければすべて良しの言葉通り、良い一年の終わりを迎えることが出来ます。

あと一日、皆さまへのご挨拶は明日に。