大晦日


一年の終わりの日の今日になって、やっぱりという感じで大雪となりました。
お稲荷さんに頼まれて、冬将軍が待っていたのでしょうか・・・。
そう思えなくもないほど絶妙なタイミングで、今朝はもうすべてが白銀の雪の下に隠されてしまいました。
美しいものも不浄なものも、すべてを雪の下に封印して春が来るまで、人の心を否応なく内省へと向かわせる雪国の冬が、私は好きです。
本当に正直、今朝は嬉しかったです。
遠い南国の郷里で、私のブログを見てくださっている方々のために、今朝の雪の風景の写真を撮りました。







この雪の中で、自動車が表の道路に出られるようにするのにも、小一時間かけて雪かたし(片付けの意)、何をするにも雪に手をとられ足をとられ思うようにならなくて、かえって覚悟が決まってしまいます。
妙に心が落ち着いているのは、仕事が休みのせいばかりではないのです。

さてこの一年、世の中は平和だったかと言えば決してそうではなく、嫌な事件、悲しい事件、憤慨に堪えない事件の数々ばかりが記憶に残ります。
そんな騒然とした世の中の片隅で、とりあえずも大過なく気持ち良く過ごすことが出来たのは、いただいた数々の貴重なご縁と出会った方々からいただいたご厚意によるものと、深く感謝申し上げます。

どうぞ来る年が、どなたにとっても前途洋々たる素晴らしい一年でありますように・・・、そう願いつつ私も、新しい年を迎えることといたします。

  追伸 
そば打ち大成功。
かくして、終わり良ければすべて良し。
ありがとさま。