おいしいコーヒーの淹れ方

毎週恒例の「習刊・コーヒー通信」、今週はペーパードリップで美味しいコーヒーを淹れるコツをご紹介しましょう。
もう何もかもご存知の方もいらっしゃると思いますが、確認の意味で一緒におつきあいください。
そして、今まで知らなかったことがあったら、迷わず実行してみてください。
きっとご満足いただけるはずです。

ではでは・・・。




これを絶対に忘れないように。
これだけでも、確実にコーヒーのグレードが上がります。


ペーパードリップを使う時の先ず第一のポイントは、セットしたフィルターにお湯をかけて十分に湿らせることです。
これにより、紙の臭いが抜けると同時に、繊維が膨らんでフィルター効果が高まり、濁りのないピュアなコーヒーが抽出されます。
フィルターを湿らせたら、下に落ちたお湯は捨ててくださいね。




トントンと軽くたたきます。




真ん中を指で窪ませて、
おまじないは「コピ、ルアック!」


そしてコーヒー粉を入れます。
ドリッパーを軽く叩いて、粉を平らに落ち着かせます。
量が多い時など、中央に窪みを作りお湯の回りが均一になるようにします。

お湯は、沸騰から3~5分冷ましてから使います。
別のポットに移し替えるなどすれば早く冷めます。
だいたい90℃を少し超えるくらいです。
さあいよいよ抽出です。
お湯は、初めはそろそろと含ませるように慎重に注ぎます。
上面が泡で覆われたら、注ぐのを止めて一呼吸置きます。
量が少ない時は、この一呼吸を長くとります。
後はほとんど切れ目なくお湯を注ぎます。




蒸らしの後、どんどん注いでいるところです。
泡立ちの良さにご注目!


コーヒーの抽出時間は、量の多少に関わらず3分を目安にしてください。
長くなりすぎると、苦みが増し渋みも出て来ます。
逆にあまり短いと風味が出切らず、水っぽい間の抜けたコーヒーになってしまいます。
そして、最後の一滴まで落とさないようにすることです。




もったいないなんて言ってはいけません!


泡の部分に渋みが乗っていますから、これを下に落とさないうちにドリッパーを外してしまいます。
そのタイミングで、規定の量が抽出されるよう、すべてはお湯を注ぐスピードで調節するわけです。
3分ですよ!お忘れなく。
さあこれで、美味しいコーヒーが飲めるはずです。

ちなみに、抽出時の泡立ちの良さが何と言っても大切です。
これはその豆が炒り立てであることを示しています。




お好みのカップでお楽しみください。

そして新しいコーヒー券です。  


  おしらせ

cafe高野茶屋のコーヒー券の価格を、2月より改定させていただきます。
焼き菓子一品付きのコーヒー券1枚が400円になります。
こちらも食工房のポイントカードの対象となります。
どうぞご了承ください。
 

おいしいコーヒーの淹れ方」への2件のフィードバック

  1. すだれ

    > セットしたフィルターにお湯をかけて十分に湿らせることです。
    これは、知ると知らないとでは大違い。思いつきません。Mikioさんはパン屋さんなわけですが、売っているのは”おいしい食卓”といったところでしょうか。こんどコーヒーを立てるときに試してみます。

  2. Mikio

    すたれさま、コメントありがとうございました。
    ぜひお試しください。
    きっと違いがお分かりになると思います。

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