Google Earth

グーグルアースをご存知の方は多いでしょう。
インターネットならではの優れたコンテンツだと思います。
私は、数年前から利用していますが、年々細密な画像でカバーされる地域が少しずつ広がっていて、興味深く見ています。
私が良く訪ねる地域は、ほとんど世界の辺境と呼ばれる場所ばかりです。
一番よく訪ねるのは、シベリア地域です。
どこかに、チュクチ族のキャンプ地があるのが見えるのじゃないかと思ったりして、けっこう熱心に探し回っています。
そうやって世界の辺境と呼ばれ、ほとんど住む人も居なさそうな地域を隈なくスキャンしていて驚くのは、たいていどんな場所にも必ずと言って良いくらい、人間活動の証拠が見つかることです。
例えば道路、鉄道、飛行場、そして建物、あるいは天然ガスのパイプライン、送電線などです。
何十キロ、何百キロと周りは森林原野のみというような場所に、ポツンと小さな飛行場と数十件の家、畑らしい土地が見つかったりします。
一体どんな暮らしをしているのか、想像を膨らませ、そこから検索の旅に出るのも楽しみです。


それからもう一つ、私の興味をさらっている国フィンランドもよく訪ねます。
皆さんにもおすすめしたいのは、首都のヘルシンキの都市としての規模や住宅地の様子を、東京のそれと見比べることです。
もちろん、日本の方が圧倒的に人口が多いのですから、様子が違うのは当然としても、何か決定的に都市づくりのコンセプトの違いみたいなものを感じます。
率直に言って、あちらはいいですね。
あんな街なら、都会も悪くないなと思ってしまいます。
そんな街づくりが、この日本のどこででも可能とは思いませんが、人口の少ない地方の小都市でなら可能かも知れません。


その他、まだまだ訪ねていないところがほとんどで、地球は広いということをリアルに実感しています。
そして、その地球上のほとんどどこにでも暮していて、今や自然環境に重大な影響を及ぼしている、人間の凄さに唖然としている私です。