モラン


ちょうど一週間前に作りかけて中断したままになっていた「モラン」を作り上げました。
一週間の間にずい分雪解けが進んで、もう仕上げられないかも、と思っていましたが、家の裏にはまだまだたっぷり雪がありました。
でも、高さ4メートルはさすがにあきらめて、大分小さめのモランになりました。
こういうものをつくる時、やっぱり顔が決め手になりますが、作っている最中はとにかく面白い顔にしようと、ワァワァはしゃぎながらやっています。
でも出来上がってから冷静になって眺めると、妙に威厳のあるちょっとこわい顔になっていたりして、やっぱり何か目に見えない者の意思が働いていると感じます。
モランというのは、もうご存知かも知れませんが、ムーミンのお話の中に出て来る、氷のオバケというか妖怪というか、そういう者です。
お話の中では、色は黒っぽいということになっていますが、雪で作ったのでそこは勘弁していただきましょう。
それよりも、ムーミンが生まれた国フィンランドで、一番人気のあるキャラクターは、実はモランだそうです。
何故なのかな?と思った方、ムーミンのお話の翻訳者である高橋静男さんの講演録を掲載したページがありますので、<こちら>からご覧ください。
とてもいいお話しでした。
ちなみに、私たちも皆モランが好きです。
もちろん、ムーミンも。

  お知らせ
「食工房のパンだより 31・早春号」のpdfファイルを、食工房のホームページにアップロードしました。
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