古風な、ロウ引きで固めたコルクの蓋、
口を開けるのにちょっと手間がかかります。
パン食を楽しくする役者を、また一つ紹介いたします。
ポメリマスタードです。
マスタードと言っても、辛くはありません。
酢が効いていて、酸味とかなり強い塩味がします。
荒挽きなので、ザラザラとした食感です。
でもそれだけではありません。
何とも言えないうまみがあるのです。
もちろん化学調味料などの味ではありません。
辛子そのものが、微妙なうまみを持っているらしいのです。
ポメリ・マスタードは、それを上手く引き出した、最高のマスタードです。
これをパンに下塗りして、その上にいろいろな食材を乗せて召し上がってください。
食工房のおすすめ、ちょっと変り種は、堅焼き黒パンにこのマスタードを塗り、上に、ネギと醤油で和えた納豆を乗せます。
ええっ!と思われるかも知れませんが、結構イケます。
納豆がダメな方以外は、大丈夫!
ぜひお試しください。
その他、オイルサーディン入り野菜サラダなどもおいしいです。
魚の生臭みも、全然気にならなくなります。
このマスタード、他にもいろいろな使い方が可能です。
サラダドレッシングの隠し味には、最高の素材ですね。
ウィンナーソーセージにマスタードも、よく知られた使い方です。
ポメリ・マスタードは、有名デパートの食料品売り場に行けばたいてい見つかります。
業務用食材の店なら、もっと確実です。
ちなみに、ポメリ・マスタードを初めて私に教えてくれたのは、このブログにも時々コメントを寄せてくださるtakさんです。
もう30年くらいも前の話しです。
食工房で、このポメリ・マスタードを販売しています。
他で手に入らない方、食工房にありますのでご記憶ください。
恐縮です。訂正させて頂きます。
それは私ではなく、私の妻です。
妻はこういうの、大好きなんですよね。
蓋を開けるのに、ちょっと手間取りますが、そこがまた、いいところです。
takさん、コメントありがとう。
そうでしたっけ・・・。
年はとりたくないですね。
でも、あなたのお家で初めて味合わせていただいたことは、ずっと忘れていませんでした。