マフィン型


食工房のマフィンを焼く時に使っている焼き型です。
今は、こんな焼き型より使い捨ての紙カップ型で焼いて、そのまま販売しているお店が多くなりました。
確かにその方が、格段に効率が良いのです。
こうやって型拭きするのに、焼く時よりずっと長い時間かかりますから。
紙カップ型の価格と型拭きする時間的コストと、どっちが大きいかなどと言い始めると、ひょっとすると紙カップ型を使った方が良いのかも知れません。
あとは好みの問題ですね。
私は、5年使ってやっと黒光りして来た鉄の風合いがいとおしくてたまりません。
そして一種類一回に付き30個分は、ご覧のようにちょうど4段積みできれいなピラミッドになるのです。
今日は、こんな他愛もないことが案外楽しみで、型拭きをしている自分に気がつきました。
忙しい仕事の最中にも、正直このぐらいの余裕は欲しいです。
でも、あまり悠々としていたのでは食べて行けませんし、バランスが難しい・・・。