カリーソース vol.3

 ひよこ豆とレンズ豆のダルカリー

ダルカリーとは、別名豆のカレーとも呼ばれていますが、ダルというのは、豆の皮をむいて火が通りやすいように加工したもののことを言います。
インドでは、いろいろな種類の豆があって、それぞれダルに加工されたものがあります。
ひよこ豆(チャナ)、レンズ豆(マスール)、緑豆(ムング)、黒小豆(ウーラット)などなど多数。
スープやカリーソースにも使いますが、さらに粉に挽いて水で練り、蒸し菓子や揚げせんべいのようなものもつくります。





黄色いのがひよこ豆、オレンジ色のがレンズ豆


 


今回は、ひよこ豆とレンズ豆のダルを使います。
ひよこ豆は、ホール(原形)のものも仕入れましたので見比べてください。
ホール(原形)のひよこ豆は、とにかく煮崩れしないので、煮豆にするとホクホクしてとてもおいしいです。
それから今回は、肉も魚も一切使いませんが、とてもおいしく出来ます。
きっと驚かれると思います。
ベジタリアンの方も、安心して召し上がれます。






調理時間は、一時間少々です。


まずはひよこ豆のダル1カップ、レンズ豆のダル1カップを計量し、水1リットルと共に火の通り難いひよこ豆の方から先に煮始めます。
煮立ってきたらアクをすくい取り、少し煮込んでからレンズ豆と水0.5リットルを加えます。
両方とも軟らかくなったら、トマトジュースを0.5リットル加えます。
トマトペーストがある時は、水を0.5リットル、トマトペーストを1カップでもいいです。
それから、玉ねぎのソースベース(玉ねぎ1㎏分)を加え、焦げないようにかき混ぜながら煮ます。




意外にあっけなく出来上がります。



一煮立ちしたら、塩(大さじ1~1.5)とカリーマサラ(大さじ2~3)で調味して、これで出来上がりです。
1皿分100ccのレードルで1杯として10皿分です。
このように、玉ねぎのソースベースがちゃんと出来ていれば、至って簡単においしいカリーソースがつくれます。
また、トマトペーストがなくても、トマトジュースかトマトピュレーで代用出来ます。
そう思って、今回はトマトジュースでやってみました。




自家菜園の野菜で作ったグリーンサラダを添えています。



今回は、黄色いご飯にしないで、普通に炊いた白米飯です。
カルダモン(鞘ごと)や黒胡椒(粒)などを入れて炊き込み、スパイシーな香りご飯にすることも出来ます。




食工房のナンは、おいしいとご好評いただいています。


ナンは、軽く焼き直して溶かしバターを塗ります。
食べやすい大きさにちぎって、カリーソースをすくい取りながら口に運びます。
おいしいですよ!

 お忘れなく!
なんと言っても、食工房のカリーマサラが味の決め手です。
1袋で60皿分のカリーソースが出来てしまう、超お徳用! 
1袋 100g 900円で販売しています。


カリーソース vol.3」への2件のフィードバック

  1. DblStd

    食工房さんのブログは平和そのものでほんとにほっとします。
    先日書き込んだFM放送の件、井上ユカリさんに頼んだら局の技術屋さんに話を通してくれて、メディアに落してくれたらしいので、明日、駅CAFEで食工房さんの焼き菓子を買ってそれと交換してきます。

  2. Mikio

    DblStdさん、コメントありがとうございました。
    >先日書き込んだFM放送の件、井上ユカリさんに頼んだら局の技術屋さんに話を通してくれて、メディアに落してくれたらしいので・・・
    それは楽しみです。
    ご配慮に感謝申し上げます。

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