今から63年前の今日8月6日、広島に原子爆弾が投下されたのでした。
世界で初めて、実験ではなく実戦兵器として使用されたこの一発で、市民を含む十数万人が犠牲になったと言われています。
今朝テレビを点けたら、ちょうど記念式典の中継が始まったところでした。
一緒に黙祷しながら、その後少しの間テレビを見ていたら、小学生たちのメッセージの中で「・・・戦争は、遠い過去の出来事ではありません。・・・」という一言が、耳に残りました。
一年前の今頃、このブログの中で、戦争の記憶を語ってくれた人の話など、四編の戦争に関する記事を書いたのですが、過去の戦争の記憶を忘れないことはもちろん大切なこととして、もう一つ、戦争は今も現在進行形でこの地上に起こっている出来事であるということを、しっかりと胸に刻んで置きたいと思います。
イラクで、アフガニスタンで、中央アフリカ諸国で、イスラエル・パレスチナで、今も戦闘がくり返されています。
時々、そんなニュースが伝えられ、テレビの画面には爆発の瞬間などが映し出されていますが、遠い海を隔ててこちら側にいる私たちは、例えば夕食を口にしながらそれを眺め、次の瞬間には明日の予定が気にかかるといった具合です。
そんなリアリティーの無さが、とりあえず仕方ないことだとしても、渦中に置かれた人々が味わった戦争の苦しみの代償は、いずれこの世界の全員で清算しなくてはならない時が必ず来ると、私は思っています。
それがいつのことか・・・、それはとりあえず置いて、ここに、先んじて勇気ある行動を起こした人たちのことを、お伝えしておきたいと思います。
☆アフガニスタン・イラク帰還兵による、勇気ある報告 <その1> <その2>
☆08市民平和まつり<こちら>
※元ベトナム戦争従軍兵士、アレン・ネルソン氏の講演があります。
私の昨年の記事へのリンク <7/30> <8/8> <8/13> <8/15>
ちなみに、08市民平和まつりの3日間の日程のうち後半2日間、食工房も出店参加します。
※習刊 コーヒー通信は、お休みしました。