体調で変わるコーヒーの味

「今日は、いやにコーヒーが苦いな。」と感じることがありませんか。
そういう時は、たいてい体の調子が悪かったりするものです。
コーヒーに限ったことではありません。
何を食べても飲んでも、体の調子を崩している時は美味しくないし、食べたくも飲みたくもないことさえあります。
しかし嗜好品であるコーヒーは、それ以上にデリケートに体の状態によって、風味の感じ方に変化が起こっているようです。

「コーヒーが旨い!今日も元気な証拠。」というのは当っています。
先ずは健康ですね。

では、とびきり調子がいい時は、少しくらい不味いコーヒーでも美味しく飲めるか?というと、それは違いますね。
健康な舌先は、なおさら微妙な味の違いを感知しますから、やはり美味しいものは美味しい、不味いものは不味いと結論が下るはずです。
どの道、体の健康が何より大切なことは、コーヒーの味以前の問題ですからね。
私などは、朝の一杯のコーヒーの最初の一口で、その日の体調を判断しています。
そのように、コーヒー一杯の味わいにも、いろいろな要素が絡んでいて、奥が深いのですね。


今日はまた、久しぶりに山へ水を汲みに行って来ました。



 




空はすっかり秋模様。




 




山の谷間に細長く広がる空とカーブの向うへ消える林道。

誘われるままにずっと奥まで、そこからさらにあの世まで、
歩き出してしまいそうな不思議な感覚に捕らわれました。