以前「世界がもし100人の村だったら」という本を、出版されたばかりの頃読んだことがありました。
以来ずっと、この世界の状況のことが頭を離れたことはありません。
だからと言って、直接何が出来るというわけではありませんが、最近、やっぱりただ見過ごしているわけには行かない、世界のこの状況の果てに何があるのか、考えざるを得ない私です。
例えば、「世界の富」の60%をアメリカという国が保有していて、そのアメリカの中では、20%の富裕層の人たちが80%を保有しているなどという数字を見て分かることは、この20%の人たちだけで世界の富の約半分を独占しているということです。
世界の人口に照らすと、1%にも足りない数の人です。
世界を100人の村に例えたのでは出て来ないほどの数です。
別な統計では、世界を10人の集団に例えると、たった一人が99%の富を独り占めしており、1%を残りの9人で分け合っている状況だとか。
この富の偏在には多くの問題が関わっていることは確かですが、豊かな国と言われる国の中にも最貧困層の人々が存在し、また貧困国の中にも想像も出来ないようなお金持ちがいたりする状況が、何を物語っているのか、今一度よく考えてなくてはならないと思います。
そんなことを思っていろいろ検索していたら、
動画で見る「世界がもし100人の村だったら」というのを見つけました。
大変分かりやすくてインパクトのあるこの情報に、多くの方々に改めて触れていただきたいと思います。
http://www.oasisjapan.org/main/modules/pico/index.php?content_id=4
そして、こんな情報も。
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2006/12/post_47b5.html
私たちの未来に何が訪れるのか、それを占うためにも・・・。