PCは不思議な機械!?

コンピューターは、多分人間が作った機械の中で、最も複雑な機械でしょう。
それだけに、漕がなければ倒れる自転車のように、単純な説明では理解不能なところが沢山あります。
実際、不思議に思える動きをしますね。
よほどのマニアの人でも、PCの動作にはわけの分からないことが、時々起こるみたいです。

0と1という2個の数字列だけの情報で、最終的に文章の編集はもちろんのこと、綺麗なイラストが描けたり音楽が流れたり、そして様々な別な機械を連動させれば、実際にモノを作ることも出来るし、ロボットを動かすことも出来ます。
これらの動作を制御する約束事、つまり数字列(コード)の成り立ちは、情報量のスケールは桁外れに違うでしょうが、遺伝子に似ているなぁと私には思えます。
だから、コンピューターが動く仕組みはとても複雑で、一部始終を理解することなど、私には想像も及びません。

冬、寒い時に動作が不安定になるとか、その他いろいろあるみたいですが、私の経験から感じるのは、信頼に応えたり疑いに反応したりすることです。
私は、他の機械でも同じだと思っていますが、コンピューターには尚更そういうところがありますね。
くれぐれも、遅いからと言ってバカにしたりしないことですね。

うちのメインPCはもう6年前のマシンで、プロセサーはとっくに時代遅れですが、よく働いてくれています。
慌てないで、待ってあげるというのが、彼(?・彼女?)とのお付き合いのコツです。
また、仕事がしやすいようにメモリーを増設したり、なるべく一度に沢山の仕事をさせないようにしたり、まるで人を雇っているような気遣いが、とても有効だということを実感しています。

そしてこの春導入した2台目の、はるかに優れもののPCの存在にも、微妙な気遣いを要求されています。
PC同士がやっかんだりするのかどうか知りませんが、ネットワークが不調になったり、また調子が良かったりといろいろあります。
そうやって考えて行くと、ロボットというのは、なかなか微妙な問題を孕んでいそうですね。
人間の期待に十分応えるほど高性能になったロボットは、悪意のあるウィルスなどに感染して、その人の命令に反抗して手を焼かせたり、命に危険を及ぼしたりする可能性も出てくるのじゃないか、そんなことまで考えてしまいました。
人間の頭脳とコンピューターは、最後まで仲良くしていられるのかな・・・?そんな心配が頭をかすめる私です。


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今週は、クリングラです。