一年の疲れ

今日は定休日で、それも久しぶりに完全にオフ。
朝一旦暗いうちに目を覚ましましたが、何だか一年の疲れを感じて起き出す気になれず、9時まで寝てしまいました。
起きてみるといい天気で、雪の予報は大外れです。
それに何だか暖かいような気がして、いっそう気が緩みました。

そろそろ雪が降ってもおかしくない頃なんだけど・・・、とその瞬間に家の裏のお稲荷さまのことが頭に浮かびました。
そうだ!まだお掃除もお清めもしていなかったと気がつき、午前中に落ち葉をかき集めて周り掃除をしながら、火を焚いて煙を立てお清めの儀式をしました。
午後から予定があったので最後まで出来ませんでしたが、掃除だけは終わりました。
あとは、もう一回祠を掃除して、お餅をついてお供えすれば、今年一年のけじめが付きます。

やれやれと胸を撫で下ろして、午後からは、「ガイアシンフォニー・第6番」の上映を見に出かけました。
龍村監督の講演もあり、全部終わって帰る頃はもう暗くなっていました。
途中から雪が降り出したようで、やっぱりいいタイミングだったんだと、映画や監督のお話しの中でも何度も出て来た、「すべては響きあっている。」という感覚が自分の中にもあると分かってうれしかったです。
そしてまた私は、パンを焼くことは、この母なる地球の恵みである小麦を生命の養いに適うパンに変えて、食べてくださる方々に提供すること、そのために私は、自分の焼くパンに対してあくまでも誠実でなければならないと思いました。
今日の映画を見ていて、音楽を演奏することもパンを焼くことも、相通じるものがあることを感じました。

さあ、年末年始のお休みまであと5日、もう一山忙しい時を過ごします。