歳の神・2009

はてさて・・・今年は、写真はありません。

昨年の歳の神で、あまりにもドラマチックな写真が撮れたので、今年も・・・とカメラを持って出かけましたが、いざその場になったらどういうわけか全然撮る気になりませんでした。
それより、ちゃんとその場にいて最初から最後まで、肌身に感じて味わいたいという気がしていました。
そうです・・・、写真を撮ろうとするとどうしても観察者的スタンスになって、関わりの密度が薄くなり、物足りない感じがするからです。
それに、こういうことを言うとオカルトだと気味悪がられるかも知れませんけど、「今年は撮らなくていい。その代わりしっかりその目で見ておれ。」という声を聴いたような気がしたのです。


今年は、昨年のブログを読んで、餅の代わりにパンを焼いてみようと思っていたのを思い出し、ロールパンを2袋ほど用意して行きました。
竹の棒にパンを差していたら、皆さんが愉快そうに笑っていたので、そばにいた人にもパンを渡して差してもらいました。
そうしたらとってもいい具合に焼けてホカホカで美味しかったので、区長さんにもおすすめして食べていただきました。

それでまた今年は、火の回りがとても速くて勢いが良く、高く天に向かって火柱と火の粉が吹き上がって行く様子に、どう頑張ってもこの迫力は写真には撮れなかったと納得しました。

かくして今年の歳の神も無事に終わり、いよいよこれで新年の活動が本式に始まるのだという区切りがついたようで、清々しい気持ちになっている自分に気がつきました。

今年もよい年になりますように・・・