「チャンスの神さまには、前髪しかない。通り過ぎてからいくら追いかけても、捕まえることは出来ない。」
ギリシャかどこかその辺りの国の諺だそうです。
なるほど、後ろは剥げているので、後ろ髪は掴めないってことなんですね。
それにしても上手いことを言ってますね。
「これってひょっとしてチャンス?」と思える時、しっかり確かめようといつまでも静観していると、はっきりそうと分かった時はもう遅いのですね。
リスクを恐れず、一歩踏み出して前髪をガッと掴めば、それが即ちチャンスというものだと・・・。
思い出してみると、私の人生の中にもその例えにピタッと来る瞬間がいくつかありましたね。
逆に見過ごして逃してしまったチャンスも沢山。
そしてピンチはチャンスとも言います。
行き詰ることによって、いつもなら捨てている可能性に目が向くということがあるものです。
そうしてみると、チャンスというものは最初からチャンスなのではなくて、自分でチャンスに出来る可能性のことを言っているように思います。
そういうことって、実は日常にいっぱい転がっているのかも知れません。
そして、自分はどんなチャンスを待っているのか、その次第によっては、大きなリスクに化けることだってありそうです。
「あなたの幸福論は?そのための日々の心がけは?」そんな問いかけを自らにしてみる私です。