1kgの粉に、500gの干し柿と200gのクルミ
多過ぎるようには見えないところが、逆に悩み
先週に引き続いて、もう一度干し柿を使ったパンを試作してみました。
干し柿を提供してくださった方の提案で、干し柿の量をグンと増やしてみました。
約70%の増量です。
そしてクルミも、この辺で採れる鬼グルミを剥いていただいたのを使いました。
「Made in 山都」に一段と近づいた理想的なレシピです。
さて焼き上がって、少し冷まして焼き立てを食べてみました。
もちろん美味しくないということはないのですが、せっかく入れた干し柿が、ただ何か甘い味がするものが入っている、という程度のパフォーマンスなのですよ。
干し柿をそのまま口に入れた時のあの独特の味わいが、熱をかけると無くなってしまうんでしょうか。
単価の高い干し柿なので、今回の試作はすでにコスト的には破綻しています。
クルミの方は、香りは穏やかですが味わいは濃厚でとてもクリーミィ。
これで文旦ピールやレーズンなどが合わさると、シュトレンの中身みたいな感じになりそうです。
やはり干し柿は、パンや焼き菓子には難しい素材ですね。
あと一つの可能性としては、香り付けにスパイスやハーブを使うという手があります。
こちらは、イメージはあるのですがまだ試していません。
それより、今回で干し柿がおしまいになってしまいました。
製品化へのアプローチは、これで一旦休止となります。
今年の秋、また柿が採れる季節になって、その後ですね。
パンだけじゃなくて、ケーキやクッキー、スコーンなども試してみたい気がします。
干し柿に合いそうなスパイスレシピ、もう頭の中ではイメージが出来ています。
しばらく先の話ですけど、どうぞお楽しみに・・・。
なお、今回の試作品も、店頭にてご試食いただけます。
いつも拝見しております。我が家では、干し柿を洋酒に漬けてパウンドケーキ等に利用しています。家の子たち、干し柿のままじゃあんまり食べてくれないんです・・・。
さて雪はどんなもんでしょうか、そろそろまた、コーヒーをいただきにまいります。
yukikoさん、コメントありがとうございました。
洋酒漬けで、ケーキ素材ならイケるかもですね。
>家の子たち、干し柿のままじゃあんまり食べてくれないんです・・・。
人の好みって、本当に様々ですね。
まだまだ懲りずにいろいろやってみます。
雪は、大したことはありません。
安心してお出かけください。
ご来店お待ちしております。