今日は一日、そんな気分で過ぎました。
しばらく放ったらかしになっていた我が菜園は、夏野菜が終焉を迎えていました。
葉が枯れ縮んで勢いを失った茎には、最後の力を振り絞るようにトマトの赤い実がいっぱい付いていました。
キュウリは、もはや生命を終えようとしているかの如く、ものの哀れと愛おしみを感じさせます。
その一方で、まだまだ成長を続けているサツマイモは、これから土の下でお芋が太ります。
赤い色がとても目立ちます。
よく見ると、まだ青いのもありますね。
最盛期には、真っ直ぐでトゲがいっぱいの勢いを感じるキュウリが
成っていましたが、もうこの時期になると形の歪なものばかりです。
カボチャは、無難に成功。
カボチャ好きにはうれしい結果となりました。
そうそう、枝豆を期待していましたが、土が合わないのかサヤは沢山ついているのに、中の実がちっとも充実していません。
たまに実が入っているものもありますが、本当にもう探し出さなくてはならないくらい少ないので、あきらめることにしました。
何か原因があるには違いないのですが、まわりの方々も皆口を揃えて「ここは、豆はダメだよ。」と仰るので、来年はどうしたものか思案中です。
今日は、残っていたトウモロコシの茎を全部片付けて、間に生えていた草も取って、冬に向けて保存用の大根と白菜を植える準備をしました。
鍬一本の20倍は仕事しますね。
ただし、パワーにものを言わせて横着すると、いい結果は出ません。
「バカとハサミは使い様。」と言いますが、トラクターのバカ力こそ使い様です。
遅れに遅れて、手で耕していたのでは間に合いませんので、すぐ隣の畑をやっている兄ちゃんに、トラクターを貸してもらいました。
「えっ、トラクターなんか運転出来るの?」ですって。
出来ますとも!私、運転はもちろん、メンテも修理もドンと来いです。
元々、機械大好き道具大好き人間ですから。
久しぶりにトラクターを動かして、すっかりテンション上がってしまいました。
最後に暗くなるまで残った時間、お礼の気持ちに、草茫々の兄ちゃんの畑の草刈りをしました。
もうちょっと頑張って全部終わらせたかったのですが、暗くなって来たし刃も切れなくなって来たし、途中になってしまいました。(すみません・・・。)
今日の収穫は、カボチャが一輪車に二台分。
トマトが手篭に一杯。
ピーマン少々。
サツマイモの試し掘りで、可愛いお芋さんが少しばかり。
インゲンがいっぱいありましたが、時間切れで手が出せませんでした。