盛り上がりを大切に



今日も、昨日に引き続いて「工人まつり」に出店して来ました。
この二日間、普段は全く静かな山の中の場所に、一万人もの方が訪れたそうです。
この盛り上がりは、主催者、出店者、そしてお客様、それぞれ一人一人の気分が合わさって膨らんだ泡みたいなものかも知れません。
皆の気持ちがうまくかみ合わなければ、たちまちしぼんでしまう危うさと、いつも隣合わせなのですね。
この祭りが、いつまでもネガティブなエネルギーを引き寄せることなく、いい感じに続いて行くことを願っています。
さて、盛り上がりが大切なのはコーヒーも同じです。
写真のとおり、この盛り上がりを見てください。
泡立ちの良さは、そのまま焙煎し立てであることを証明しています。
コーヒー豆は、焼いた時に内部に大量の炭酸ガスが閉じ込められます。
それがお湯を注いだ時に一気に出て来るのです。
日にちが経って古くなると、その炭酸ガスは自然に抜けてしまい、お湯を注いでもあまり泡立たないのです。
今日は、こうやってコーヒーを入れているのを、何人もの方が眺めていましたが、解っていらっしゃるのかフムフムとうなずき顔の方もいれば、驚いたように「どうしてこんなに泡立つんですか?」と質問する方もいました。
そんなわけで、時々はコーヒーの入れ方を講釈しながらやっていました。
おかげさまでコーヒーの評判も上々、今日もクッキー一袋を除いて完売でした。
ご来場くださったすべての皆さまに、この場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました。

 陶房「回青」の作品




こちらは、昨日ご紹介した工房「あるぼる」のお引き合わせで知り合った方の作品です。
私のパンのお得意様でもあります。
本当は、ゆっくり見せていただいて一つ二つ購入したいところでしたが、何しろこちらも自分の店が忙しくて落ち着かず、機を逃してしまいました。
そうそう、せっかくご紹介するのに、個人のお名前やご連絡先を公開しても良いか伺うのを忘れてしまいました。
「回青」さん、このブログをご覧になったら、どうぞコメントで自己紹介してください。
あ、それから「あるぼる」さんも。
よろしくお願いします。

盛り上がりを大切に」への3件のフィードバック

  1. まさき

    お疲れ様でした。私も行ってみたかったのですが、夫が留守で店番でした。昨日はこちらは一日降ったりやんだりでしたが、そちらはいかがでしたでしょうか。今日も本降りになりました。プンパニッケルへのお返事もありがとうございました。

  2. Mikio

    まさきさん、来年は一つ竹炭工芸で出店なさったらいかがでしょう。
    申込者が多くて審査があるそうですが、チャレンジする価値は十分すぎるほどあると、私は思います。

  3. masaki

    お祭のことは話には聞いたことがあるのですが、行ったことはありませんでした。てっきり、会津の方の蔓細工とかの伝統工芸の展示会かと思っていたのですが、そうではなかったのですね。他地域からの参加も可能なのでしょうか。

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