杉林に囲まれしかも夕方近く、薄暗いので鮮明な写真が撮れませんでした。
ノンストロボでどうしても上手く撮れないので、最後に一発ピカッとやったのがこれ。
コンデジの弱々しいストロボ光では、これが精一杯。
それより、ピカッと行った次の瞬間、巣のまわりの蜂たちが、ワラワラッと動きました。
即、退散。事なきを得ました。
巣の直径 約35cm 多分、2000匹以上の個体がいる筈。
家の裏の土蔵の棟下で、スズメバチの巣が大きくなっています。
実は、7月の下旬に気が付いたのですが、すでに働き蜂が増え始めていたのと、至近距離ではなかったので駆除に及びませんでした。
スズメバチがいると蝿がいなくなるということを、以前にも体験していましたので、そのままにしておいて観察しています。
今日は、巣の直下まで草刈り機で草を刈りましたが、草刈り機の音にも私の動きに対しても警戒や威嚇はありませんでした。
だいたい6mほど上です。
それで思い出すのですが、今年は畑でスズメバチが捕食行動をしているのを何度も見かけていました。
青虫なんかは格好の餌になりますし、蝿もバッタも何でも餌にしてしまいます。
スズメバチ1匹で、一日に100匹以上の蝿を捕まえて肉団子にし、巣に運んで行くと言われています。
それを幼虫に与え、成虫は代わりに幼虫が吐き出す液体をすすってエネルギーにしているのだそうです。
興味深くまた害虫駆除にも一役買ってくれるスズメバチ、それはいいのですが、実は反対側の棟下にも別な巣があるのを少し後に発見。
こちらは、母屋に面していて距離も近いし、雪囲いを設置する頃に微妙に支障が出そうです。
それに、10月下旬ころになって繁殖期に入ると、雄蜂が他の巣に向かって飛びまわるようになり、巣全体が神経質になって来るので、こちらも気を付けていなくてはなりません。
そして寒さが増して来る頃、働き蜂たちは次々と死んで、新しい世代の女王蜂たちが越冬場所を探して、家の中にも迷い込んで来たりします。
ところで昔の人は、スズメバチが軒下に巣をかけるのを歓迎したという話しを聴きますが、本当かも知れないと自分の実感も交えてそう思える私です。
来年の春先、スズメバチの営巣行動には、特別注意を払わなくてはなりませんね。
歓迎するにしても、至近距離は困りますし、どこに巣があるのか把握していないと危険ですから。
今年は、ちょっと油断していたかも知れません。
ちなみに今年の6月3日の記事<参照>に、スズメバチが巣をかけ始めたのを発見して駆除したことを書いています。
おしらせ
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この時期のスズメバチは1番危険性が高いので要注意だよ。
女王ハチをめぐる争奪戦なので働きハチが神経質になってるのでちょっとした事でも戦闘体制に入るのです
せんさん、コメントありがとうございます。
ご心配をいただきまして、すみません。
まあ、こちらスズメバチとは20数年来の付き合いなので、心得ております。
そもそも、最初に一度刺されたのがお近づきになるきっかけでしたが、以来一度も刺されたことはありません。