海へ


強い西風に逆らって打ち寄せる大波は、後ろに向かって飛沫のアーチを描きながら迫って来ます。 



 この春眺めた高知の海とは、ずい分違う三陸の海です。
<こちら>をご覧ください。



 風が付けた紋様とカモメの羽毛
ここは「砂浜美術館」


昨日は、Altanのコンサートを聴くために、娘二人を連れて6年ぶりにいわき市まで出かけました。
連れ合いは、お留守番・・・。

何しろ遠い道のりなので、時間に余裕を見て大分早く出発しました。
こちらを発つ時、曇り空から冷たい雨がパラつく天気でしたが、浜通りエリアに入ると真っ青な空と暖かい日差しが待っていました。
会津の空と、何という違い!
「性格、変わるよねェ!」と思わず口をつきました。
庶民性は、その土地の気候にも大きく左右されると言いますが、その通りに違いないと思った次第。
逆に、会津人の寡黙さと辛抱強さにも納得する私でした。


そこで以前通い慣れた道を通ってみようと思い、高速道路を途中で下りました。
懐かしい道筋をドライブしているうちに、ふと海を見たくなり四ツ倉海岸まで行きました。
そこには、いつもお世話になっているふれあい物産館の「くさの根」さん<参照>があるので、そこで食事も出来るし女主人のNさんを驚かせてやろうと、いい思いつきに機嫌良く辿り着きましたが、何と!Nさんは入れ違いに喜多方方面にお出かけでした。

残念でしたが食事だけいただいて、海岸でしばらく過ごしました。
久しぶりに見る海は、やはり心を揺らすものを感じ、いつまでも去りがたい想いがありましたが、夕日を見ながらコンサート会場へと車を走らせました。



 いわき市での公演は、今回の日本ツアーの初日だったそう。


コンサートが素晴らしかったのは、もう言うまでもありません。
件の友人夫妻は、ロビーで歓迎コンサートに出演。
本番前の一時、いっそう気分を盛り上げるのに一役買っていました。
そして、Altanだけでもうれしいのに、もう一組のゲスト(カトリオーナ・マッケイとクリス・スタウト)も素晴らしい人たちで、こんな豪華なメニューを一晩で楽しめたのは、これ以上ないほど幸運なことでした。


会場で販売されていたCDを全部買いたかったけれど、とてもそんなわけに行きませんので、選びに選んで私と娘たちそれぞれ1枚ずつの勘定で3枚入手し、その場でサインしてもらいました。


かくして上機嫌で帰って来たのはいいのですが、この大散財の穴埋めをするために、今週は休日返上で仕事です。


  


  今週のクッキーとマフィンのお知らせです。


クッキーは、ジンジャークッキー、コーヒークッキー、わらいごまの3種類。


マフィンは、今週は4種類全部焼きます。