くるみびすけっとと同じく、短かいサイズ。
可愛く見えるし、口に入れやすいです。
見た目的には、以前の森のパン屋のビスケットを短くしただけ?のよう
に見えますが、オートミールを入れたので食感がずい分軽くなりました。
先日のくるみびすけっとが、おかげさまで好評です。
それに気を良くして、しばらくお休みしている「森のパン屋のビスケット」を、新しいコンセプトで焼き直してみようと、第一回目の試作を今日やりました。
食工房には、ご好評いただいているものの経営破たんメニューだとして、事実上廃番になっている「山の子クッキー」というノーシュガーのおいしいクッキーがあるのですが、それの代わりにもなるようにという狙いです。
小麦粉とオートミールをベースに、カレンツと地元産の鬼グルミを具材に入れました。
ミックスナッツの味とクルミだけの味のどちらがおいしいか?
ドライフルーツのカレンツをどのくらい入れたら良いか?
コストとの兼ね合いも考えながら、仮レシピを練りました。
さてそこで結果ですが、まず山の子クッキーは重曹を使うので、クルミの渋が抜けて味が素直になるだけでなく、生地に茶色っぽい色が付くこともありません。
このことは、やってみてすぐに気が付きましたが、発酵生地では発酵によるおいしさが得られる代わりに、重曹の効力で得られる部分は欠けてしまいます。
焼き上がったものは、やはり以前の森のパン屋ビスケットのイメージが濃厚でした。
あともう少しカレンツを多くした方がいいかな?
もうちょっと細く成形した方がいいかな?
いろいろな課題を残して、本日の試作はとりあえず製品化には至りませんでした。
やはり三回はやって、三度目の正直にたどり着かなくてはならないようですね。
山の子クッキーのイメージに近づけるかどうか分かりませんが、それはそれで以前よりもおいしい「森のパン屋のビスケット」が出来ることは間違いないはずです。
新しいラベルも描いてもらっているところです。
さてさて皆さま、こうしてクッキー、ビスケットなどの試作などをやっているということは、つまりヒマということなんです。
例年1月2月はいつもこんな調子ですが、今年はさらに厳しさが加わっているような気がします。
仕入れ先の製菓材料店でも、品物が動かないとこぼしていました。
やはり世の中不景気なんですね。
皆さま、食工房をお忘れなく!どうぞよろしくお願いいたします。