無事到着


JR四国運行のドリーム高知1号・高知駅に到着 



 橋上駅となった高知駅・骨組みは土佐の杉を使ったエンジニアリングウッドです。



何年か前にもご紹介した eki cafe ・まだ健在です。 



路面電車のりば・何かすごくモダンな雰囲気! 



まず目に入るこの看板が面白い! 拡大してご覧いただけます。 



車両は思いっきりレトロですよ! 
今時路面電車の新型車両は作ってないですから。
 



ノッチとブレーキのハンドルは古いものそのまま
 メータ類はハイテク物です。



 こちらが乗車口・ICカードリーダーが光ってます。
でも、現金で乗る人のために整理券発行機も設置されています。



 料金は、市内のかなり広い範囲が190円の均一料金
しかも、交差点のはりまやばしで乗換券をもらって乗り換えることが可能です。



二路線が交差するはりまやばし交差点
路面電車が交差するのは、全国でも珍しい。
学生時代、雨の日にここをバイクで通過するのは、怖かったです。
 


 


 路面電車が走る道路の走り方・運転免許の学科試験では難問だそうですね。
これ見て、何かヒントになるでしょうか。
それにしても、次々と電車がやって来ます。


昨日、会津を出る時も、大変気持ちの良い晴天に恵まれ、何の支障もなく無事に新宿まで辿り着くことが出来ました。

そのまま夜行バスに乗り換えて、今朝高知について見ると、これまた雨が上がったばかりでしたが、暖かくスッキリとした晴天。
それだけでも気分の良い、滞在一日目を迎えた私です。

高知駅から実家までは、けっこう距離があるのですが、雨ならタクシーのつもりだったところ、路面電車を使って最寄りの停車場まで行き、そこから2kmばかり歩きました。

で、話は戻って、その路面電車がやっぱり何と言っても素敵なのです。
全国の都市の中で、路面電車が運行されているところは、もうほとんど珍しくなりましたが、その中にあって高知の路面電車は、最も成功している事例じゃないかと思います。

あちこちで廃止された路線から、使われなくなった車両を次々と購入し、補修改造改装してどんどん投入しているのです。
ドイツやオランダなど外国からも車両を集めていると言いますから、その意欲は半端ではありません。

で、私も含めて地元の人間は、この路面電車のことを単にデンシャかあるいはトデンと呼ぶのですね。
実は、土佐電気鉄道というのが正式会社名なので、土電=トデンとなるわけです。

トデンもある時期斜陽の陰りが見えたこともあり、路線縮小もあったのですが、今は残った路線でかえって盛り上がっている様子です。
眺めていると次から次へと違う型の車両がやって来て、さながら走る電車博物館です。

それより何より一番重要なことは、地元の方々に本当によく利用されているということです。
今朝ちょうど通勤通学時間帯だったのですが、乗り降りするお客さんを見ていると、ほぼ全員がICカードを使っているのですね。

乗り降りの際の素早さはもちろんですが、停車中のわずかの合間にも、千円札を出してカードにチャージしてもらう人もいます。
その手間の速さと言うか簡便さは、全くストレスフリーな快適そのものに見えました。

博物館から出て来たような古めかしい車両の中も、細かいところを見るとハイテクの技が凝らされています。
こういうところは、さすが土佐人の頭の軟らかさですね。

皆に愛され利用されるからこそ残る・・・。
そこでまたさらにお客さまを喜ばそうと、パフォーマンスを上げるトデンの心意気ですね。

単に古いものを保存しているのじゃないのですよ。
使い続ける・・・その環境を工夫して行くことが、まさに文化ですねぇ・・・。

高知に来たら、先ずトデンに乗って見いや!



 



高知で食べる、喜多方ラーメン



細麺と言うには、ちょっと太い・・・と思った私。


さてそのあとお昼時のこと、高知に喜多方ラーメンの店が出来ちゅうよ!
と聞いて、食べに行ってみました。

喜多方ではお馴染みの坂内食堂。

それでまた面白かったのは、面の太さに太麺と細麺の二種類あって、どちらにしますか?と聞かれたこと。

あれ!喜多方ラーメンって太打ちちぢれ麺が売りじゃなかったの?と思いましたが、そんなら一つ試してみようと細麺にしてみました。
思ったほど細麺ではありませんでしたが、喜多方ラーメンにしては確かに細い!

フーンと思いながら食べながら周りを見ると、けっこう皆さん細麺にしているじゃありませんか。
こういうところ、やはり地域による好みの差ってあるんでしょうかね。
近々、こちらの地元のラーメン屋に行ってみようと思っています。

というところで、滞在一日目もおしまいです。

明日は、高知と会津の間でオンラインで仕事をしなくてはなりません。

それこれ含めて、また明日ご報告を。

さて、どうなりますことか・・・?

本日は、少々風が強かったものの、予報に反して晴れました。

おかげさまで、屋根の雪下ろしもはかどりました・・・と申し上げたいところですが、道路向かいの物置小屋の屋根の雪が全く半端ではありませんでした。
結局今日は、それを片付けるだけで一日終わってしまいました。

ま、あとは私が帰って来るまで大雪が降らないことを願って、予定通り出かけることにしました。

とは言え今日、栃木で強い地震がありましたね。
明日私の乗るバスのルートですから、遅れたりしなければいいのですが。

そんなこんな含めて、実際は明日になって見なければ分かりません。

さて、私の留守中に、食工房ではオンラインショップが開店します。
ただ今、サイトの構築をスタッフのMさんがやってくれています。

3月1日のオープンに向けて、私も出先の高知からオンラインで最終確認や決定指示をしなくてはなりません。

しかし、それが可能なITシステムという代物、全く大したものです。
尤も、それも使い道次第ですが・・・。

公開まで、今しばらくお待ちを。





  食工房・平常通り営業しております。

私の留守中も、パン焼きのみお休みですが、店はいつも通り開いております。
焼き菓子、自家焙煎コーヒー豆など、在庫品がございますので、ご用がございましたらどうぞご来店ください。

この次は土佐の高知より、「土佐ネタ日記」をご報告いたします。
お楽しみに。

昨日も今日もそして明日も

そうです、他ならぬ雪かたしのお話し。

昨日、運良く晴れてくれたおかげで、件の大雪もずい分カサが減りましたが、夜の間にまた降ったと見えて、今朝はまたしても30cmくらいの積雪。

その前に昨夜遅くでしたが、母屋の出入り口側の屋根から乗っていた積雪が一気に落下。
出入り口は完全に埋もれて、扉を開けることも出来なくなりました。
ガラスが割れなかったのがまだしも幸運だったという次第。

結局今日は、仕事を減らして、除雪のために時間を割くことに・・・。

落雪を片付けて、埋もれてしまった出入り口を掘り出しました。
と言っても、前には2メートルを超す高さの雪の山があるのですから、雪の階段を付けて、上り下りするのです。
やはり暗くなるまでかかって、何とか出入り口は開通することが出来ました。

で、明日も、今度は製造を休んで、朝から一日雪かたしの予定です。

道路向かいの物置小屋の屋根の雪下ろしと、こちら側の店と母屋の間の屋根の雪下ろし、余力があったら(多分に怪しいですが。)母屋の裏手の落雪の片付けまで・・・、そんなに出来るかどうかですが、頑張るしかありません。

こんな時期に、否、これほど雪が多いと思っていなかったので、高知行きを予定してしまったのですね。
留守中、最低限支障がないくらいにしておきたいわけです。

それより何より、無事に出発出来るかどうか・・・。
出発は明後日です。
冬将軍の許可が出ない時は、延期するしかありません。

雪の中、ご来店感謝


これでは開店休業も止む無しかと・・・。



母屋の出入り口は、危険なため一時閉鎖中。
この量が一気に落ちて下敷きになったら、生きてはいられません。


今朝は夜が明けてビックリの雪景色。
先ず見たことないほど積雪のカサが増していて、食工房の看板も雪に埋もれていました。

山都町の管内は道路の除雪が間に合わなかったらしく、どの車も積雪の上を腹を擦りながら出勤して行きました。
わが食工房のスタッフ出勤の時点でも除雪車が来ておらず、入って来られるかどうか心配したほど。
しかし無事辿り着いてくれて、胸を撫で下ろしました。

聞けば、途中往復二車線の道路が一車線分しか通行出来ず、緊張したとのこと。
これではご来店は望むべくもないと、諦めが付きました。

でも、その後晴れて、除雪車も出動して道路が確保されると、呼応するように何人かの方が次々とご来店くださいました。
全くこんな最悪と思える時に、よくぞご来店くださったと、頭の下がる私でした。
皆さんには、ポイント2倍とコーヒーサービス、させていただきました。
本当に、本当に、ありがとうございました。

そして製造作業が一通り終わった後、言わずと知れた雪かたしに汗を流しました。
暗くなるまでやりましたが、全部片づけることは到底無理でした。
まだ屋根から落ちていない箇所があり、そこが落ちてからという都合もありますから、続きは明日かそれ以降です。
今夜もまた降雪の予報が出ています。

今回、正直申し上げてひょっとしたら家が潰れるってことがあるのかも・・・と、初めて雪が怖いという気がした次第。
私も、やっと正真正銘の雪国の住人になったようです。

明日から、あん丸


漉乃あん丸は、その名の通りこしあんのあんぱんです。


かぼちゃあんぱん、ご愛顧ありがとうございました。
おかげさまで、めでたく終了となりました。

代わって明日から、小豆あんのあんパン「漉乃あん丸」が再開です。

今日、あんこ屋さんから指定のあんを仕入れて来ました。

どうぞどうぞ、これから夏までの間よろしくお願いいたします。

1個200円のあんパン・・・、決して安くはありませんが、それでも多くの方々のご好評を得て、食工房の売れ筋商品の一つです。
まだ召し上がっておられない方、ぜひぜひ一度ならずお試しいただきたいと思います。

豪雪です


家に入るには、この雪の山を越えなくてはなりません。
この写真では見えませんが、階段をつけてあるのです。



雪山の上からの眺めです。
車の屋根が、完全に下に見えています。


今日も降っています。
例年2月も下旬にかかると、雪のカサは減り始めるのですが、今年はまだこれから増えそうな気配さえあります。
すでにここ数年の平均をはるかに超える積雪量になっています。

しかしここまで増えると、逆に覚悟が決まると言うか、どこまで行くか記録が楽しみというおかしな心境になるから不思議です。

画像を見てお分かりになると思いますが、屋根から落ちた雪を離れたところまで運ぶために2mくらいの高さの積雪の上にスノーダンプを滑らせるための道を付けています。

最後は登り坂にして高い所まで押し上げ、その山の上から落とします。
炭鉱のボタ山が高くなってゆくのと同じ理屈で、雪の山がどんどん高くなって行ってます。
もう3mは越したと思います。
上に立つと、目線は大きな母屋の軒と同じ高さです。

それで思い出すのですが、雪の少ない冬など、すでに2月の終わりに開いた地面に福寿草が咲いているのが見られたこともあるのです。
今年は、まだまだとんでもない、はるか雪の下深く埋もれています。

で、記録破りは楽しみですが、雪かたしにはいささか疲れが出て来ました。
でも、あと半月の辛抱・・・かな?
さすがに減り始めるはずです。

明日はパン焼きで忙しいので、あまり沢山降らないように願いたいのですが・・・、雪マークがびっしり並んでますねぇ。

早く寝て、体力温存しなくては。

ではでは。

漉乃あん丸・今週末から再開

かぼちゃあんぱんの終了に伴い、漉乃あん丸(小豆あんぱん)の製造を再開します。
今週土曜日のパン焼きからになります。

こちらも昨年、ご好評をいただきました。
今年も梅雨明けの頃までは、続行出来ると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。





  高知行きのスケジュールについて

来週26日(この日は定休日)から出かけて、次の週3月5日に帰って来ます。
丸一週間、製造をお休みします。
店は、焼き菓子等在庫品を並べて営業しております。

故郷を遠く離れて暮らす私、高齢かつ認知の進む母に出来る親孝行は、こうして年に一度顔を見に行ってやることくらいしかありません。
どうぞご了承くださいませ。

かぼちゃあんぱん・完売御礼

「かぼちゃあんぱん、間もなく終了」とお知らせしましたところ、次々と最後のご注文をいただき、予定数が完売となりました。
残念ながら、これ以上のご注文は受けられませんのでご了承ください。

次は、あんこ用のかぼちゃが収穫されてからと言うことになります。
その前に、畑を耕して種を蒔かなくてはなりません。

芽が出て、花が咲いて、実が成って・・・、まだまだですよ・・・。
皮剥いて、蒸して、つぶして、あんこに練り上げて、それからやっとかぼちゃあんぱんを造ります。

かぼちゃあんぱんまで、あと150日くらいでしょうか。
お待ちくださいませ。





  本日の食工房

ケーキを焼きました。
ブラウニー・エルフの焼き菓子・アプリコットケーキでした。

それからアニスシードケーキの試作も・・・。
やっと形が決まりました。
直径15cmの丸型です。高さは5cmくらい・・・。

卵を泡立ててやるタイプかシュトレンのような発酵生地タイプか、まだ決めかねています。
もう少しお待ちを・・・。





  キビタン市場出店・正式決定

ネットショッピングモール「キビタン市場」への出店が承諾されました。

現在、サイト構築に向けて準備中です。
3月1日開店予定しています。
アドレス公開まで、もう少しお待ちください。

コーヒークッキー


天板が光って見えますね。
食工房のものの中では、油分の多いクッキーです。



実物は、この画像より小さいかも。



手間のかかるクッキー、双璧が並んでいます。


今日のお客さまは、コーヒークッキーさんです。

コーヒーの風味を生かしお菓子は、実に沢山の種類があります。
クッキーも、もちろんです。

食工房は、自家焙煎コーヒーを販売しているのですから、煎り立てのコーヒーの香りを生かしたお菓子を、当然のことながら造りたかったのですね。

それで、他の方々がすでに発表しているレシピを調べてみると、どれもこれもインスタントコーヒーの粉末を使うものばかりでした。
確かに手っ取り早いし、失敗も少なそうです。

でもねぇ・・・、それでは自家焙煎のコーヒーは出番がないじゃないですか。
そこで、コーヒー豆を細かい粉に挽いて、直に入れることを前提に考えて見ました。

ケーキやマフィンなどでは、粉のざらつきが気になるだろうと思い、クッキーを焼くことにしてレシピを練りました。
やっぱりこれも、10年以上前の話しです。

結局このアイディアはうまく行って、コーヒーの香り高いクッキーが出来ました。

それで初めの頃の成形法というのが、全く非能率的でした。
うちのカミさんがやっていたのですが、らしい・・・というか、フォークを2本使って天板の上に1個ずつ、どろんこクッキーでスプーン2本でやるあの手で、時間かけてやっていました。

それがあまりにも・・・・なので、私が担当するようになってからは、絞り袋に星形の口金をつけて、絞り出し成型でやっています。
それで何年かやったところで、またハプニングがあったのですね。

星形の口金を紛失してしまって、止むを得ずそれまでより刻みが細かく口の細い星形の口金でやるようになりました。
一個一個が小さくなって恐ろしく能率が落ちましたが、結果的に食感がすごく良くなって、もうこれで行くしかないということに・・・。

能率を上げるために絞り出しにしたのに、結局また能率を落としているのですね。
でも、製品の出来が良いことは何物にも代えられませんから、熟練して手を速くするしかありません。

かくして、当初より格段にパフォーマンスが上がったコーヒークッキー、まだまだこれからさらに進化するかも・・・。

そう言えば、食工房のクッキーの中で、一番完成度が高いと評価してくださる方もいました。
ではでは、先ずは一口お試しあれ!

今年もまた高知へ

ここ十数年間大体毎年一度この季節に、郷里の高知に帰省しています。
父を亡くしてからのことですが・・・。

本当は、父が生きているうちに、度々顔を見に行けばよかったのにと、今頃になって思っている親不孝者の私です。

残った母も今では92歳。
ここ数年来、急速に認知症が進み、いつ忘れられてしまうかと思いながら訪ねて行きます。

私は、郷里を出てもう40年。
次々と居場所を変えて、今やっと会津に落ち着けるかどうかというところです。

以前から申し上げていますが、私には二つの故郷があるような感覚があります。

高知は、何と言っても生まれ故郷ですから、子ども時代を共に過ごした連中とは、何十年経っても名前呼び捨てで遠慮なくものを言い合います。

一方こちら会津は、古いお付き合いは一切ありませんが、何と言うか親しみを以ってお付き合いしていただいています。
会津の女性と結婚した息子もいることですし・・・。

それで私は、この会津というところが好きと言うか、どこか安心しているのです。
それは、高知と会津が対照的なように見えて、実は根の部分では同じだと感じるからです。

そのことに気が付いて以来、年に一度ですが、会津と高知を往ったり来たりするのが楽しみです。
今回もまた、そんな感覚を確かめながら、高知に出かけて来ます。

話しは変わりますが、「八重の桜」を見ながら、その昔土佐と会津は敵対しましたが、もし会津と土佐が仲良く協力し合える関係だったら、世の中は全然違った展開になっていたに違いないと思います。

この日本だって、もっといい国になっていたかも・・・と、思わず地域ナショナリズムに酔っている私です。
どうぞ、笑ってやってください。
ではでは。

カテゴリー・土佐ネタ日記をご覧いただければ幸甚に存じます。