麦が色づいて来ました。
いつも配達の時に通る道から見える麦畑が、西に傾きかけた陽ざしを受けて、小麦色に光っていました。
「おおっ、これを見逃すわけには行かない!」と、車を道路脇に留めてカメラを片手に飛び出しました。
例によって麦の穂をアップで撮ろうと思うのですが、何枚撮っても肝心のポイントにピントが来ません。
もういい加減いやになった頃、あることに気が付いて試してみました。
で、うまく行ったのがこの画像です。
何のことはありません。
狙った被写体の後ろ側、自動ピントが誤動作しやすい距離内に別な被写体が無いような配置を考えて撮った、それだけのことです。
でも、これはうまく行きました。
理屈に合ってますからね。
問題は、一面の麦の穂の中で、そんな状況が得られるかです。
場所を変えながら何度も試して、やっといいポイントを見つけました。
この分では、沼ノ平の圃場も同じ風景でしょう。
この次は、ライ麦の写真もご覧に入れましょう。
それにしても、麦ってきれいですね。
と言うか、私にはおいしそうにも見えますよ。
何しろパンの元ですからね。
今回、ホームページのクローズアップ画像にも、別な一枚を用意しましたので、併せてご覧いただければ幸いです。<こちら>
あとは、収穫の頃に雨が降りませんように・・・。