小春日和の一日

畑

秋も深まる今頃、畑に緑がいっぱいというのは、とても豊かな気分です。


畑

さつまいもとかぼちゃが終わったあとを秋起こししています。


畑

先日麦踏みしたライ麦
踏まれて反って勢いづく生命力の強さ、と言うより、
その性質を知って人間が踏むから旺盛に育つのです。
踏まなかったら、初冬の冷え込みで根が浮いて枯れてしまうこともあります。

私は、この小春日和がよほど好きなのですね。
自分のブログ「飯豊の空の下から・・・」新、旧通して、何度も「小春日和」を取り上げて記事にしています。
この前も言いましたが、この季節がいいのです。妙に・・・。

今日は、その小春日和と言うに相応しい穏やかな一日でした。
霧の朝に始まり、日中は穏やかな晴天。
夕方になっても、急激な冷え込みが来るわけでなく、じわじわと冷たくなって行く大気・・・。
そんな一日、今日は大方外で過ごしました。

午前中と午後のひと時、畑に出て秋起こしを3時間余り。
トラクターを走らせれば僅か15分ほどで終わる面積を、3時間もかけてやって何かご利益があるのか?
さあ、どうでしょうね。
その人次第じゃないでしょうか。
私には、無上至福のひと時だったとだけ、申し上げておきます。

その後、桜の木の剪定をして、それから庭に積み上げていた廃材をチェーンソウで切って、焚き火の準備。
夕方、空気が湿気を帯びて風も凪いだのを見計らって火を付けました。
こうしてたまに煙を立てるのが、一番効果的な熊除け(他の動物に対しても)になります。

かくして久々に充足の一日。最高です。
あぁ、お金にならないことだけをして過ごせたら、どんなにいいことだろうと思う私です。

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