今日は、昨日の続きでライ麦の収穫作業をすべく、その前にコンバインの部品を探しに出かけました。
部品はすぐ見つかり、早速修理を完了させて午前中から麦刈り作業を再開しました。
ところが午後の作業を始める頃になって、突然雨が降り出しました。
予報には全く無かった雨です。
それも、一時激しく降り、何もかもびしょぬれになりました。
いやー、こういう時の気持ちって、なかなか厳しいですね。
それでも、雨が上がって晴れ間が覗けばチャンスはあるはずと待っていました。
夕方になって晴れ間が広がり、西日が当たって急速にあたりが乾いて来ました。
決して良い条件ではありませんでしたが、スケジュールを考えて作業を再開しました。
で、中島第2圃場のライ麦は、1/4くらいの面積で倒伏がひどく、湿気が回ってカビが発生しているものが見られたため、その部分は収穫を断念して見捨てることにしました。
後日、火を放って焼き払いをするつもりです。
これにより、殺菌消毒と絡まったカラスノエンドウなどの雑草の種も無力化出来ます。
来年に向けての圃場整備です。
明日午前中、残ってしまった第5圃場のライ麦を刈り取って、ライ麦の収穫は終わりです。
結果から言うと、今年のライ麦は大幅な減収で品質も良くありません。
やはり天候の影響がまず一番、そしてカラスノエンドウです。
また、水害で流れ込んだ土砂の性質上、肥料分があったのは吉として、一方水はけが悪い土壌になってしまったのは凶でした。
尤も、これが風味にどの程度の影響が及ぶのか、それは食味テストをして見るまで分かりません。
ま、それはそれとして、今年の種まきまでに徹底的に圃場の整備をやり直すつもりです。
しかし、農業はこれだから面白いのですね。
創意工夫の種は尽きることがありません。