お菓子つくりは幸せつくり

今日は、焼き菓子を焼いていました。
わらいごまとバタービスケットでした。
どちらもパン生地ベースの発酵生地ビスケットです。

あるお客さまの弁を借りれば、「味は有るような無いような・・・」と言われる通り、軽い塩味のみです。

わらいごまの方は、スパイスを少し入れていて、ちよっと気になる香りがクセになるかも知れません。
バタービスケットは、バターの香りと塩味のみですが、これがまた妙にハマるのですね。

食感は、せんべいみたいと言ったらいいかも知れません。
カリカリに香ばしく焼き上げています。

実は、ビスケットやクッキーは、細かくて手がかかりますので、製造効率という面から見れば、恐ろしく非効率なアイテムです。

でも、それぞれ個性的な風味や食感は、どれも皆好ましくて、食べる幸せを感じます。
それを思うと、何かもう効率なんかどうでも良くて、食べる幸せをつくる幸せはさらに大きい喜びなのですね。

明日は、ナッツクッキーとジンジャークッキーです。
この二つも、口にするたびに、「何ておいしいんだ!」と臆面もなく自画自賛する私です。

おもしろいことに、それぞれのアイテムに、それぞれ熱烈なファンがいらっしゃいます。
ですから、作業する時は、それぞれのお方のことを思い浮かべるようにしています。
そうすることによって、いっそう出来が良くなるような気がするからです。
そして、幸せになるから。

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