投稿者「mikio aoki」のアーカイブ

荒れ模様の一日、ご来店御礼!

季節が行きつ戻りつしているようですね。
今日は朝から荒れ模様で、午後からは気温が下がって雪になりました。
畑も田んぼもすっかり雪が消えたと思ったところへ、少しですけどまた雪が被って束の間の雪景色です。

こんなお天気では・・・と思っていましたら、案外次々とご来店くださる方があり、うれしい気持ちでポイント2倍差し上げました。
それから、文旦ピールシロップも一瓶。
皆さんに喜んでいただきました。


話は変わりますが、食工房のメニュー一覧表が長いこと更新されないままになっていてご迷惑かけましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。
つい先日更新して、ホームページ上に公開いたしました。
あとまだ、コーヒーパンフレットも古いままになっていて、新しいブレンドがノートされていません。
こちらも早いうちに更新いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。


おかげさまで、高知から帰って早々からずっと忙しく、ブログがまた写真なしが多くなってしまって、こちらとしてもさみしい感じがしています。
やっぱりちょっとでも余裕というものは必要だし欲しいですね。


新しくこのブログをご覧になり始めた方、よろしかったら一年前、二年前の記事を少しずつでもご覧いただければ幸いです。


そうそう!あと一つ、高知に行っている間に予想通り10万ヒットを達成いたしました。
まだ、どなたからもお申し出がありませんので、キリ番プレゼントは宙に浮いたままです。
当分保留にしておきます。

隔世の感

先週高知に帰郷した折の話しです。
郷里の妹がPCを導入することになっていましたので、日時を合わせて、私が帰郷中にセットアップする手はずを整えておきました。

郷里の母に、ひ孫の写真や動画を見せて喜ばせたい、妹には音楽のファイルを沢山プレゼントしてやりたいなどと考えて、こちらから沢山コピーして持って行きました。

今は、こうした情報を持ち歩くにも本当に手軽な時代になっていて、まさに隔世の感があります。
着替えや旅の途中の軽食を詰め込んだリュックの片隅に、DVDLAMを2枚、ウエストポーチにSDカード1枚とUSBフラッシュメモリーを1個、わずかにこんな程度のカサに、CD約100枚分の音楽ファイルと数百枚の画像と動画、滞在中仕事で使うデータなどを格納して持って行けるのですから。

帰りには、向こうで撮った写真と更新したブログのテキストなどを入れて持って来ました。
これで妹がPCの使い方を習熟してくれれば、母や妹ともいつでもお互いの様子を詳しく報告し合えるわけです。

情報を扱う道具が、私たちが子どもの頃に想像することも出来なかったほど発達進歩して、それこそPCの画面に向かっていれば退屈することなどなくなってしまったかのようです。
気をつけていなければ、PC中毒、インターネット中毒になることは、本当にあるみたいですね。

素晴らしい道具に囲まれて至れり尽くせりの今、それを使って何を知り何を伝えるのか、それだけが問題なのでしょう。

それにしても、妹が手に入れた新しいPC、エントリークラスにもかかわらず、我が家のPCなんか比較にならない高性能で目を剥きました。
全く驚くばかりの日進月歩ぶりですが、それだけにITに付き合って行くためには、少しずつでもシステムをグレードアップし続けていないと、古いままでは機能しない項目が増える一方で、やがて役に立たなくなってしまうのですね。

最終的にコンピューターは、人類に何をもたらすのでしょう・・・?
必要で使っていても、ちゃんと距離を保っていたいと思っている私です。

やるしかない!の木曜日

再開一日目の木曜日、特に不手際はなかったのですが、それでも妙に時間を食ってしまいました。
いつもよりちょっと仕事量が多いと言えば多かったかも・・・。

それにしても、酵母菌は偉かったですね。
全く裏切ることなく、今日も上々の醗酵状態でした。
飯豊山食パンも気持ち良く膨らんで、先ずは一安心です。

いつも木曜日は、一週間のうちで一番テンションの高い日で、どうにかするとこの日一日で一週間分の仕事をしたようにドドッと疲れが出て、これから一週間持つだろうかと危ぶむことがあります。
そんな時は、とにかく「やるしかない!」と自分自身に言い聞かせることにしています。
いくらパンの出来が良くて気分が良くても、緊張感の持続はそれなりに疲れますから、大切なのは、それに耐えるだけの気力体力を充実させておくことですね。

私にとっても、家族にとっても、この帰郷の一週間の非日常は、良い効果があったと思います。
明日は、また大量のスコーン焼きに挑戦です。



    「沼ノ平の小麦麺」


先日、製麺屋さんから出来上がって来た「沼ノ平の小麦麺」です。
要するにうどんですが、原材料の沼ノ平産アオバ小麦は製麺適性が最高というわけではないので、ここは敢えて「沼ノ平の小麦麺」と名付けることにしました。
原材料の小麦は、農薬を使わず有機肥料だけで収穫されたものです。
いわゆる有機認証は取得していません。 ただし、その事実に間違いはありません。

試食用限定品として、営業利益なし実費価格500g入り1袋、500円で頒布いたします。
ご希望の方は、店頭にてお申し出ください。
遠方の方には、送料を負担していただければお送りいたします。
あまり数がありませんので、召し上がってみたい方はどうぞお早めに。

近頃のカフェ流行り


高知駅のなかにある、その名も「eki Cafe」
けっこう広い店内には沢山の席が。
飲み物はもちろん、パンや焼き菓子の他、
うどん、そばなどの食事メニューもありました。
<こちら> からeki cafe の記事をご覧いただけます。



こちらとしては、七日町の「駅カフェ」を知っているので、
「そうか、横文字でお出でなさったか・・・」と、ニンマリ。
会津の「駅カフェ」は、何と言っても先駆者ですから。<こちら>


今回の高知への旅で、東京でも高知でも気がついたのは、駅の中にカフェがいくつも店開きしていたことです。
以前からやっているところに加えて新しく開業したところもあり、数は確実に増えたという印象です。
特に高知駅は大々的な改装工事が終わって、小奇麗なカフェがいくつも店開きしていました。

そしてそれらのカフェに共通しいる点は、コーヒーなどの飲み物だけでなく、パンや焼き菓子などの軽食を用意していることです。
中には、ベーカリーやパティスリーと兼業のところもあり、利用する側から見れば楽しみの幅が広がって結構なことにちがいありません。

一方、店をやっている側からすれば、流行に乗って開業したのはいいけれど、状況は早くも生き残りゲームだということを実感しているのじゃないでしょうか。
まるで雨後の竹の子のように次々と店が増えて、そんなに利用者が見込めるものなのか?似たような仕事をしている立場の私としては、自分のことも含めてちょっと心配になります。

製造業であるベーカリーやパティスリーと、接客業であるカフェを両立させて行くのは、よほど難しいことに違いありませんし、業界の競争はますます熾烈になっていますし、何年か経つうちにはいくつかの店が閉店せざるを得ないかも知れません。

では、食工房にはどんなスタイルが相応しいのか、今までどおりにやっていくとしてもさらにどのような努力が求められるか、こんな時だからこそブレないで自分なりのスタンスを守って行くことが大切なのかなと思っている次第。
誰とも勝負するつもりはありませんが、それでも昨日も言いましたけど、ある意味、生き残りを賭けています。


  おしらせ

一週間留守をしたおかげで、やっぱりいろいろ不足が生じてしまいました。
しばらくはパニックになりそうです。
次々片付けて行きますので、よろしくお願いいたします。
文旦ピールシロップが、まだまだ沢山あります。
ご来店の方には漏れなく差し上げています。どうぞご遠慮なくご催促くださいね。
通販や配達の方にも差し上げます。

旅の途中

今日は、一週間前の夜高知に向かって出発した東京駅に、今度は高知から一晩かかって早朝7時前の到着でした。

何度も何度も再開発されて、その度に巨大になって行く東京駅。
日本橋口が出来ていて、周りは首が痛くなるほど見上げないと空が見られない、ガラス張りの高層ビルに囲まれた谷間でした。

大きな地震が来たらどんなことになるのだろう・・・、と思いつつ。
経済的、社会的要求と、建築家のセンスと夢と、それらに応える技術と産業、それらがあってこうしたものが出来上がり「文明」と呼ばれるのでしょうが、果たして、本当に人類はこんなものを作りたかったのだろうか?などと思いつつ、まだ一部は工事中の東京駅の中へと入って行く私でした。

会津行きのバスは、新宿発なのでJRの電車に乗って移動。
何年かのうちに、またまた新型車両が登場していて、軽量車体とハイパワーモーターのおかげで、またしても度肝を抜かれる加速感を味わいました。
でもでも、凄いスピードでホームに入って来たり、出て行ったりするのを見ていて、やっぱり都会は安全性よりも効率を採る所なんだと思い知りました。

乗換えまで二時間ほど空いていましたので、わざわざ一駅手前の代々木で降りて、昔行きつけのライブハウスがあったあたりを歩いてみましたが、もうどのへんだったか見当がつきませんでした。
時間つぶしに、そのままフラフラと新宿まで歩きました。

早朝の街は、あっちもこっちも回収前のゴミの山でした。
あまり美しくないけれど、それは仕方ないのですね。

どっかのビルの前では、工事に入る職人さんや人夫さんたちが、何台もの車の中で待機していました。
中には、朝ごはんのおにぎりを頬張っている若いお兄さんも・・・。

こうした人たちのかなりの割合が、今流行の派遣労働者なのかなと、仕事にありつけた人はまだいいけど、あぶれちゃった人はどうするんでしょうね。


 



 




それからまだ時間があったので、駅前のスターバックスでコーヒーを試してみました。
実は私、スタバのコーヒーは初めてでした。

何かと業界の話題を浚うスターバックスのコーヒーがどんなものか、先ずは素直な気持ちで初心者よろしくホットコーヒーをオーダーしました。
カップのサイズの大きさに驚いたのが一番。
「Sでお願いします。」と申し訳なさそうに頭を下げて、290円払って表のパラソルの下で、持っていた黒パンをかじりながらいただきました。
朝一でお腹も空いていましたし、舌先が一番敏感だったと思います。

結果を言わせてもらうと、やはり70点というところでしょうか。
豆は深炒りを使っていましたけど、それにしてもストレートに苦いだけで味わいの深さに欠ける気がしたのは、私だけでしょうか。
コーヒーブルーワー(コーヒー抽出機)で淹れると、これが限度なのでしょうかね。
そんなことはないような気もするのですが。
でも、お店の雰囲気やペーパーカップのアイディアは、さすがに上手いなぁと思いました。

コーヒーも、他の例に漏れず二極化しているようですね。
食工房もある意味、生き残りを賭けています。


さて、そんなこんなで午後には我が家まで帰り着きました。
いい加減くたびれましたので、明日からに備えて早寝するといたします。
土佐ネタ日記、この先も合間を縫って続けます。

いよいよ最終日です。

本日は、帰途につくための準備に追われますので、おみやげ話の続きはまた後日に。
一週間の休暇をもらったようなものではありましたが、結構忙しく過ごしました。
明日からまた仕事に復帰するために、気持ちの切り替えをしておかなくてはなりません。
これから当分、目の回るような忙しさに振り回されることになりそうです。

この一週間、店主不在にも関わらずご来店くださいましたお客さまには、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

一夜明ければ東京、そして会津へ。何だか不思議な感じがしています。
ではでは、また明日。

cafe MISSY SIPPY

今日は、生まれ故郷の土佐町へ。
おみやげ話が沢山あるので、先ずはその1


一昨年も訪れて、このブログでもご紹介したことのある「ミシシッピーカフェ」に行ってきました。
絵描きで、エッセイストで、ブルースシンガーという多彩な男、MOJO FUJI  <ENTER>
彼の店を写真でお楽しみください。



国道439号線・通称与作街道沿いに突然現われる
思いっきり場違いなCAFEの看板が・・・。



民家を改造、ペインティングまたペインティング。
何やら怪しげな入り口。



壁にも、トイレの窓にも、ペインティングまたペインティング。


 



ドアを開けて一歩踏み込むと、
「おおーっ!」と声が出てしまいます。
ブルーズ、ブルーズ



奥にあるこのテーブルが凄い!
来ると必ずここに席を取る私。
ボトルネックギターの唸りが聴こえて来るよう・・・。



ライブラリーにある本は、マニアックなものばっかり。
でも、面白いよぉーっ!



壁の絵が、彼が並々ならぬ絵描きであることを証明しています。
この作品、100万円の値札がついている。



深炒りコーヒーとチーズケーキ 750円
ものすごいボリュームのチーズケーキがとてもうまい!
お土産に差し上げたうちのスコーンも写ってました。


       SHOKUO SURPRISE

今年の7月、会津で FUJI のライブが実現しそうです。
乞うご期待!
追ってお知らせします。
 

港の土曜市・高知オーガニックマーケット and 太平洋


入り口からもう熱気が伝わって来る盛況ぶり。





手づくりジャムのお店 ・ ぽっちり堂
コーヒー屋さん ・ ポラリティーセラピー青空セッション


 




ステージ?では、ギターを抱えて弾き語りパフォーマンスをする人も。


 


今日は朝から晴天で、南国らしい明るい日差しに気温も上がって、絶好のお出かけ日和。
予定通り、高知港の一角で毎週土曜日に開催されている、「港の土曜市・高知オーガニックマーケット」へ行ってみました。

すぐ側が岸壁で、大きな貨物船のブリッジやマストが見えている風景の中で、小さいテント張りのお店が30軒くらいあったでしょうか。
こじんまりとした規模ではありましたが、会場の熱気は凄いものがありました。
出店者も若い人が多く、お客さんも赤ちゃんや小さい子ども連れのパパ、ママが多いなという印象。

このオーガニックマーケット、事務局のサイト<こちら>を見ていただければ分かりますが、出店、出品のガイドラインはなかなか厳しいものです。
この何より信頼を大切にする姿勢が、市民の関心を強く捕らえているみたいですね。
出入り口にはガードマンを配置して交通整理をするほど、ひっきりなしに車が出入りしていました。

肝心の知り合いのお店は、今日はたまたまお休みしたみたいで会えませんでしたが、代わりに新しい知り合いが何人も出来ました。
私の生まれ故郷の土佐町からは、先日木曜市でお目にかかった「ミレピ」さんも少し遅れて到着しましたが、待ちかねたようにすぐに行列が出来ていましたし、他に、「ぽっちり堂」という可愛らしい名前の焼き菓子工房も出店していました。

☆ぽっちり堂のホームページがあります。
<こちら>

それから奇遇だったのは、私が以前暮らしていた阿武隈の山の中の村にご縁のある人に出会ったこと。
お連れ合いがそちらのご出身だと仰る若い女性で、ポラリティーセラピーのお店を出されていました。

オーガニックコーヒーのお店も何軒もあって、それぞれカフェスタイルで豆の販売もやっていました。
全部ハシゴするわけにも行かず、一軒だけでしたがコーヒー一杯試しました。

知り合いがお休みだと分かったので、小一時間ほど滞在したでしょうか、それから会場の熱気を後にしました。
さて時間が余ったのでどうしようかと思いましたが、このお天気では太平洋を見ないわけには行かないという気がしましたので、一っ走り桂浜方面へ車を飛ばしました。



太平洋を南東方向に眺めています。
遥か向こうは、室戸岬・・・。



いつまでいても飽きないのが波うち際。
ぎりぎりまで前に出ては、慌てて駆け戻って来る楽しさ。



こんな面白い形の消波ブロックは初めて見ました。
写真では分かり難いですが、すごく大きなものです。



消波ブロックの間に入り込んで、中に積もった砂の上に座り込んでいました。
こんなアングルで眺める海が、想像力をかき立ててくれる気がして好きです。



桂浜はもう何度も訪れているし観光客もいっぱいいると思ったので、ちよっと外してあまり人の来ない浜辺に車を止めて、太平洋を眺めて過ごしました。
青い海原や打ち寄せる波を眺めながら潮騒を聴いていると、しだいに心が空になって来て、たまにはこういう時間が必要!絶対に必要と思いました。


それから今日は、母の89歳の誕生日。
暇にしているしかない私が、ご馳走の料理担当です。
明日は生まれ故郷の土佐町へ。

お墓参り and うまいコーヒー


お隣は鉄工所・・・。
プレス機の音が妙に違和感なく
響いていました。



食工房でも定番の、セラード樹上完熟が・・・。


 


今日は、父の墓参りに、高知市の東隣の南国市まで出かけて来ました。

すでにお話したと思いますが、私の両親はカトリック教徒で、墓は教会の墓地の中にあります。
十字架の墓石がずらっと並ぶ風景は、どこかそこだけ異空間のような雰囲気を醸し出しています。
至って質素、仰々しさの欠けらもない、全く安らかな眠りだけが存在しているような墓地です。

この墓地には、父の他にも私に縁のある方々が、何人か眠っています。
昨年亡くなったベルギー人の神父さまのお墓もありました。

私が小学生の頃初めて出会ったその神父さまは、その後もずっと高知で過ごされ、多方面でご活躍されていました。
大人になってからはずっと長いことご無沙汰していたのですが、私の妹が教会で仕事をしていたことから後年再会することがあり、差し上げた私の焼いた黒パンやシュトレン、ブラウニーなどを気に入ってとても褒めてくださったものです。
それがどれほど励みになったことか、今思い出してもありがたいご縁でした。

墓地の駐車場に止めた車の中で、それから一時うたた寝しながら、父のことやその神父さまのことなどを思い出していました。


帰り道、以前からインターネットで探し当てて気になっていた、自家焙煎コーヒー豆屋さんに立ち寄って来ました。

ネットで見てもう分かっていたのですが、真っ赤なディートリッヒのロースター(焙煎機)がひと際目立って光っていました。

ちょうど会津から持って行ったマイコーヒーが無くなったところだったので、どんな銘柄があるのかなと思いながらいろいろお話しているうちに、ブラジルの豆を一品いただくことにしてお願いしましたら、サービス品として別な銘柄のものも一品、小袋でおまけしてくださいました。

そうしたらそれが何と、食工房でも定番になっている「セラード・樹上完熟」ではありませんか!

急いで帰って、早速いただいてみました。
そうしたらまたまた、豆が同じなのですから当然と言えば当然かも知れませんが、うちのと本当によく似たテイストで更に驚き・・・。
食工房より少し焼きが強い分、香りが立ってとてもいい感じでした。


jun coffee のホームページは<こちら>



正直、これでまた少し自信を深めることが出来ました。
ディートリッヒのロースターで焙煎したものと、遜色ありませんから。


今回は、高知滞在中も次々、メールでうれしいご注文をいただいています。
帰ってからどれほどか忙しくなりそうです。
あと3日、こちらにいます。
明日は、オーガニックマーケットへ・・・。
ではでは。

木曜市


正統派ハード系のパンが並ぶ
「ミ・レ・ピ」という名のお店



高知城の天守閣から眺めた
木曜市の様子です。


高知では、江戸時代から300年の歴史を持つ「日曜市」が、全国的にも有名ですが、実は日曜以外にも市が立ちます。
昔は、一週間ほぼ毎日、それぞれ市内の決まった通りで、市が立っていたものです。

最近の様子は、ちよっと分かりませんが(まだよく調べていないので)、今日は県庁前の通りで「木曜市」があり、知り合いのパン屋さんが出店しているので行って来ました。

このパン屋さん、以前東京の「ル・ヴァン」で修行した経験のある方で、私の出身地である土佐町(以前の土佐村)の山奥で、ハード系の天然酵母パンを焼いています。
出身地なので現地のことは良く知っていますが、それはそれはすごい山の中なんですよ。
その代わり、水や空気など環境の良さは素晴らしいものがあります。
天然酵母の発酵にも、良い影響があることは間違いありません。

その山の中から、毎週木曜日に一時間半余りかけて高知市まで出て来るのはさぞかし大変だろうと思いますが、もうずっと何年間も続けているのですね。
午後に訪ねたら、もう大分売れて品物が少なくなっていましたが、それでも今日はペースが遅い方だと仰っていました。
と言うことは、それだけ人気があるんですね。

レーズンの入っているのとクルミの入っている、それぞれガッチリと皮の固いおいしそうなパンを買って来ました。


この木曜市、ざっと見たところ100軒近い店が並んでいます。
野菜、果物、乾物、加工品、パンにお菓子に、雑貨品まで、いろいろ揃っています。

一軒おいたお隣では、食工房でもおなじみの文旦を売っていました。
今の季節、文旦はもう何軒もの店が競って売り出していて、宅配便が市の現場まで集荷に来ています。
ちゃんとしたギフト用のものだけでなく、いわゆるハネものも格安で売られているのは、こういう場所ならではの計らいですね。

明日の金曜日も、市内の別なところで市が立ちます。
土曜日には、新しく始まった「オーガニックマーケット」もあるそうです。
出かけてみようかなと思っています。
そこにも知り合いが出ているらしいので・・・。