高野通信」カテゴリーアーカイブ

ハーベスト







いやー、うれしいもんです。
夏の野菜が取れ始めました。
まだほんのハシリですが、これでも十分食卓の用に足ります。
畑では、キヌサヤが日に透けている姿に感動!
そして、これから育ってくるキュウリやナス、トマトのおちびさんたちが可愛らしくてたまりません。
大根もずい分太って、今日は土寄せをしました。
もうすぐ食べられそうです。




 


菜っ葉は早や盛りを過ぎて、大きくなり過ぎた小松菜を全部引き抜いて緑肥にし、新しく蒔き直す準備をしました。
しばらく雨が降っていなかったのに、雑草だけは物凄く逞しく繁って、油断していると作物は間に埋もれて消えてしまいそうな勢いです。




広い空の下で黙々と雑草を抜くのは、どこか禅の修行(やったことはありませんが)に似ているかも知れないと、勝手な想像をしていました。
土の茶色と植物の緑、それに触れているだけでどんどん元気になっていく感じがするのは、全く不思議でもあり当然でもあると思います。

話しが逸れますが、ある色彩診断によると、茶と緑は「色彩熟語」で期待感を表わす組み合わせなんだそうです。

と言うわけで、これからしばらくは、定休日は「畑」ということになりそうです。

やっと一雨



我が家の自家菜園 
遠くに見える耕耘機は他所のお宅のものです。
連れ合いが、奥の方でキヌサヤを採っています。
午後7時でも、この明るさ。


昨日から今朝にかけて、やっとまとまった雨が降りました。
もう3週間くらいも雨らしい雨がなく、畑の土は下の方までカラカラに乾いていました。
近所の農家の人も、「畑はもうダメだな!」とあきらめ半分な言葉が出るほど・・・。
それが一夜明けた今日は、土が黒々として植物たちは俄然勢いが出てきたようです。
中にはこの雨が間に合わず、枯れてしまったものもありますが、これでずい分持ち直すことでしょう。
ジャガイモは早くから繁っていたので先ず大丈夫。
キヌサヤエンドウもインゲンもOK。
玉蜀黍も大丈夫でしょう。
キュウリやかぼちゃは、これからまた度々雨があるかどうかにかかっています。
他にもいろいろ植えてありますが、どうなることでしょう・・・。
お天気次第ですね。
一方この恵みの雨で、家の周りの草丈はグーンと伸びるはず。
そろそろ二度目の草刈りをしなくてはなりません。
そんなもの放っておけばいい!と言う訳にはいかないのです。
第一に蚊などの虫がわいて嫌なこと、そして家の中に湿気がこもり、これまたムカデなどが繁殖しやすいこと、あちこちカビだらけになったりするので、風通しのために草刈りは必要なのです。

そして、このところの気温の上昇で、食工房は仕事が終わった後、オーブンの余熱を冷ますのに苦労するようになりました。
これもそのままにしておくと、夜中に室温が30℃を軽く超えて、冷蔵庫が全く冷えなくなってしまうのです。
今日は、気温の上昇を気にしながら、チョコレートを使うメニュー、どろんこクッキーとブラウニーとエルフの焼き菓子、それともう一つアールグレーティーケーキを焼きました。
室温でチョコレートが軟らかくなるようになったら、これらはお休みするしかなくなります。
パン屋泣かせの夏は、まだまだこれからが本番です。

日が長いので・・・



緑の海の中で、樹木が泳いでいるように見えました。


向かいの斜面、草原に囲まれて林があるのが分かりますか?
きっと何かいそうな、そして別世界への入口がありそうな・・・。


夏至を過ぎたばかりのこの頃は、日の入りが遅くいつまでも明るいので、つい油断して時間を忘れてしまいます。
畑でキュウリの棚を作ったり、きぬさやえんどうを採ったりしているうちに、いつの間にか午後7時を回っていました。
でも、こういう風に時間が過ぎていく時って、とっても幸せな感じがしますね。
今日は定休日だったので、朝と夕方は畑にいました。
途中、資材が足りなくなったのでホームセンターへ行くついでに、一週間分の食料や食工房で使う消耗品なども買出しに、日頃は何かと一緒に出かけられない連れ合いと一緒に行きました。
用が終わって夕方になりかけた頃、帰り道を急ぎつつも、例の牧野にちょっと寄り道して見ました。
この一ヶ月たらずの間、ほとんど雨が降っていないのに草丈がすっかり伸びて、緑が濃くなっていました。
草原に見えても、中に入っていくのは容易ではありませんので、道端から眺めているだけでしたが、何と言うか雰囲気のあるところです。
それで突然思い出しましたが、北欧フィンランドあたりは今頃ちょうど白夜なのですね。
会津の風景に似ていると言われる彼の地の風景を、想像の中で目の前の風景に重ねて、しばしボーっとしていました。

地域情報から

喜多方市の産業課の方から、いつもイベントなどの情報をいただいています。
今回、飯豊山の山開きについて、皆さまにご案内いたします。
飯豊山に登ってみたいと思いつつ、なかなか機会を得られない方には、良いチャンスだと思います。

日時: 平成20年7月12日(土)~7月14日(月)
受 付  :7月12日(土)午前5時00分~55分 御沢野営場

詳しい実施要綱と申し込み用紙のPDFファイルがあります。
<こちら>からダウンロードしてご利用ください。
※ページが開くまでに多少時間がかかります。タイムアウトする場合は、そのまま繰り返しアクセスしてください。


6月現在の飯豊山頂付近の状況




飯豊本山小屋より大日岳方向を望む




飯豊本山と縦走路

写真提供 喜多方市産業課 佐藤さん


 


 食工房より

明日は定休日です。
おかげさまで、今日までにパンは完売いたしました。
ありがとうございました。
それから今週は、木曜日にクリングラ、土曜日にカネリプッラを焼きます。
お目当ての方、お間違えありませんように・・・。

昨日のこと、今日のこと

昨日はブログを休まないつもりでしたけれど、結局書けないままお休みしてしまいました。
実は昨日は、お店のお客さまのお一人のお誘いで、ある映画の上映会に参加させていただきました。

その映画は、「1/4の奇跡~本当のことだから」というタイトルで、石川県で養護学校の先生をしている、山元加津子さんという方のドキュメンタリー映画でした。
本当に行って良かったと思いましたし、映画を見られるめぐり合わせも、ただの偶然ではないとはっきり分かりました。
常々自分が思っていることにピタリと符合することあり、また「目から鱗」の心を洗われるような言葉や場面の数々。
すばらしい内容でしたけれど、あまりにも多くのメッセージを一度に受け取って、頭も心も満腹状態で、それを反芻し消化するにはしばらく時間がかかりそうです。
いつか自分の言葉で、この映画や山元さんのお話しの印象を語れるようになりたいと思っています。
それまではとにかく、映画のタイトルと山元加津子さんのお名前だけ紹介しておきます。
ネットで検索していただければ、私がこれ以上何も言う必要はないかも知れません。
そういうわけで、昨日の夜はこの映画のことしか頭の中に残っていませんでしたし、かと言ってそれを題材に記事を書く気にもなれませんでした。

そして今朝は、5時から部落の「人足」で近くの国道沿いの花壇の手入れがあり、共同作業をして来ました。
ちょうど私たちがここに引っ越して来た頃に始まった国道沿いの花植えも、5年経った今はアジサイが大きな株になってずい分見栄えがするようになりました。
たいていの方がお休みの日曜日、早朝からこうやって汗を流して、一体何のため?誰のため?なんて、初めの頃そう思ったことがありましたが、いつも淡々と作業している皆さんを見て、またきれいに花が咲いた国道を散歩する時、そうだそんなことじゃないんだと分かりました。
これが、「土の人」の心意気と底力なのかなと思いました。
「土の人」<参照>

そして今日は、スコーンと山の子クッキーとロンサムパイン、暑い時にはなおさら手間のかかるメニューを焼きました。
お客さまも三々五々。
ガソリン代もとんでもなく値上りし、また先日は価格の値上げ改定を実施したばかりなのに、こんな街から遠いところまで、パンを買いに来てくださるお客さまには、ただただ頭が下がるばかりです。
あとは、皆さまのご期待を裏切ることのない、パンやお菓子を造ることだと思っています。

飯豊の精



登山口の飯豊杉の大木と祠




この緑の下にいるだけで、心が満足して行くのが分かります。


定休日の今日、やっと今年初めての山歩きに出かけることが出来ました。
実は丸々二年ぶりなのです。
飯豊山の登山口まで車で行って、そこからわずかに数キロの範囲を歩き回っただけですが、本当に出かけて良かったと思いました。
自分の中で一番大切に思っているものが、まだ死んではいないことを確かめられたからです。
それから近くの黒森山の登山口の方へも回って見ました。
車を降りて、林の中の道ばたに座り込んでいると、帰りたくない自分がいることに気づきました。
そのまま山頂まで往復してきたかったけれど、家に帰って畑もやりたかったので、また次の機会にしました。




険しい地形とそこに広がる樹海に、
神々しさと畏怖の念を感じます。




こういう山道に入ると、どうしようもなく血が騒ぐ私です。


それから今日はもう一つ、途中二ヶ所で山の水を汲んで来ました。
パン種に、飯豊の精を注ぎ込むためです。
山の水も場所によって様々で、皆違う味わいと雰囲気を持っています。
今日汲んだ二ヶ所のうちの一つは、以前にも何回か汲みに行ったことがあり、やっぱり一番納得の行く素晴らしい味わいです。
酵母に使う前に、コーヒーを淹れて飲んでみましたが、改めて驚くほどおいしかったです。
ここ山都町は、水道水でも、外からいらした方はおいしい水だと言ってくださいますが、その比ではありません。
ちょっと大変だけど、これからはコーヒー用の水を汲みに通うしかないと思っているところです。


今日はあとは、これも久々に畑に出て、このところちっとも雨が降らないので、定植してある苗に水をやったり、近所の農家の方にいただいたネギを植え付けしたりしているうちに、早くも夕方になりました。


おかげさまで今日は、一日中よく体を動かして、山の空気をいっぱい吸って、土にも触って、昨日までの妙に疲れた感じはどこかに吹っ飛んでしまいました。

食品売り場

今日は、夕方仕事を途中にして買い物に出かけて来ました。
我が家は、連れ合いが運転免許を持たないので、出かける用事はいつも私の役目です。
店をやっているので、二人とも出かけてしまうわけに行かないことが多いからです。
  これからは、長女が代わりをしてくれると思いますが・・・。

今日の用事は、生協とスーパーマーケットに食品の買い出しでした。
それで今日は、買い物をしながらちょっと調査をして来ました。
というのは、カリーソースのレシピ記事を書こうと思ったものの、材料がどこでも容易く手に入るかどうか、確認しておかなくてはまずいと思ったからです。
普段はほとんど目に留めることのない、カレーの売り場周辺を丹念に見て回りました。

驚いたのは、全体の半分がレトルトパックのカレーだったこと、そして残りの半分のほとんどが固形のカレールウ、わずかに一種類ずつ、チャツネとカレー粉(ヱスビー食品の赤い缶入り)がありました。
スパイス売り場も見ましたが、そこそこ種類はあるものの、カリーマサラをブレンドするのに必要なスパイスを、最低限でも揃えるのは無理と分かりました。
それにものすごく高価です。
と言うことは、ここは食工房のカリーマサラの出番になること間違いなしとは言え、比較の対象になる他の商品がないのは、そもそも需要が少ない証拠でもあるのですから、ちょっとさみしい感じです。

それから意外だったのは、トマトペーストがなかったこと。
ホールトマトの水煮缶はいっぱいありましたが、ペースト缶もあればいいのにと思った次第。
トマトの水煮缶は、たいてい添加物が入っているのです。
そして最初からないかも知れないと思っていた、ダルスープ用の皮むきのレンズ豆(マスールダル)とひよこ豆(チャナダル)は、やっぱりありませんでした。

さてどうしましょう・・・。

今時みなさん忙しくて、何によらず素材から手づくりする機会は少なくなっているのかなと、そんなことを思いながら買い物を終えると、あっという間に一時間余が過ぎていました。

 食工房のホームページよりおしらせ
shokuko menu のページの商品名に関連ブログ記事へのリンクを付けました。
商品について詳しく知りたい時などにクリックしてご覧ください。

ホトトギス

このところよくホトトギスの鳴き声を耳にします。
初夏の今頃、昼となく夜となく、「コッチョカケタカ(私はそのように聴きなしています。)」と繰り返しなく声が、外に出た折などあたりの山の中から聞こえてきます。
フクロウのように完全な夜行性ではありませんが、夜でも鳴いているので、夜も活動しているのでしょうか。
明け方まだ薄暗い時間に、ふと目が覚めるとホトトギスの声が耳に入ってくることがあります。
あるいは、ホトトギスの声に呼ばれて目が覚めたのかも知れませんが、その声を聴くといつも私は、何とも言えない不思議な気分になります。
一口で言えば、ホトトギスはあの世からの使者で何かを知らせに来た、そんな感じがするのです。
ホトトギスもそうですが、夜鳴く鳥の声には、とても強い霊力を感じます。

ところで、ホトトギスは皆さんご存知かも知れませんが、カッコウの仲間なんですね。
そしてカッコウの仲間の鳥たちは、いずれも托卵という特徴的な習性を持っているのですね。
自分では巣を作らず、他の鳥の巣に行って、主がいない間に先に産みつけられた卵を蹴落として、そこに自分の卵を産み落として行きます。
そうとは知らぬ巣の主は、孵った雛を最後まで育てて巣立たせます。
生みの親を知らずに育った雛は、成長するとまた同じようにして、自分では巣を作らず他の鳥の巣に托卵するのです。
托卵の相手は種によって決まっていて、ホトトギスの場合はウグイスです。
ちなみにカッコウはモズがよく選ばれているそうですが、最近の調査で、モズが見破るようになって托卵が失敗に終わることが増えて来たらしく、カッコウはジョウビタキなど別な相手を選ぶようになり、それにつれて産み落とす卵も托卵する相手の卵に似た模様に変化しているのだそうです。
何とも危なっかしい生き方をしている鳥だと思ってしまいます。
一方にエナガという鳥がいますが、こちらは多産で親鳥二羽では全部の雛を育て切れません。
一年前に巣立った若鶏たちが手伝って餌を運び、大家族で皆で雛を育てるのです。
しかし、彼らにとっては厳しい運命ですが、多くが他の肉食性の鳥や獣の餌食になってしまいます。
人間的感情に照らすと、ホトトギスやカッコウの習性は残酷に思えますし、エナガたちの習性には心温まりますが、大方食べられてしまうのではこれまたどんな気分だろうかと、やはり人間的感情でしか考えられないのは仕方ないことですね。
そういうホトトギスやカッコウの鳴き声を愛でるのもまた人間ですから。




鳥類図鑑がそのまま息づいている山

マイブログ中間報告 VOL.8

このブログを始めて一年と二ヶ月あまりが過ぎました。
おかげさまで、完璧ではありませんが、概ね毎日更新が実現しています。
訪問者数も、多少の増減を繰り返しながら、少しずつ増えて来ました。
初めのうち、訪問者数が数十程度の頃は、だいたいどなたが見てくださっているのか想像がつきましたが、100を超えるようになってからは、もう全く想像がつきません。
そもそもインターネット上に公開するということは、この世界中のどなたの目に触れる可能性もあるということなのですから、そのことだけは最前提として承知しています。
どなたがどのような感想を以ってご覧になっているのか、コメントをいただくなどしない限り感知しようがないというのも、インターネットの特質じゃないかと思います。
ありがたいことですが、わが「飯豊の空の下から・・・」には、今のところいわゆる「荒らしコメント」をいただいたことはありません。
サーバーの機能によるものか、このブログの個性や認知度によるものか、それは分かりませんが、いつか突然そういうものをいただくことがあるかも知れませんね。
私の知り合い関係のサイトでは、時々そういう類の書き込みを目にすることがあり、間もなく削除されています。
そうしていたら先日、ネットマナーのことがニュース記事になっていました。
「あなたのネットマナー診断」なんてサイトもありましたので、診断してみたところ90点でした。
しかしながら、マナーというのは本当に微妙なものですね。
あるサイトにこんな一言があって膝を打ちました。
いわく「マナーとは、他人に押し付けるものではありません。自分が心がけるものです。」と。

☆連れ合いのスペース「ドコノモリ」に新着記事がアップされました。
    ※<こちら>からご覧いただけます。