食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

今週のお知らせなど

今日で食工房の一週間が終わりました。
明日、明後日は定休日です。

今日の最後の仕事は、シュトレンの袋詰め作業。
きれいに仕上がったいい香りのするシュトレンを、一つ一つ袋に入れて閉じていると、本当に幸せな気持ちになります。
いつもこの喜びが伝わることを願って送り出しています。


さて、今週のクッキーとマフィンのお知らせです。


今週は、わらいごまとジンジャークッキーを焼きました。
ジンジャークッキーはクリスマスバージョンになっています。


マフィンは、先週に引き続き4種類全てを焼きます。


そうそう!バターの入荷に当てが付きました!!
シュトレンのご注文、制限なしで行けそうです。


まだまだがんばって焼きますので、ご注文よろしくお願いいたします

一番の冷え込みになりそうです。

晩秋と言えば良いのか、初冬と言えば良いのか微妙なところですが、今夜はこのところ一番の冷え込みになりそうです。
日没後からグングン気温が下がって来ています。


今日は、シュトレンを焼きましたが、焼き上げ後の冷却が速く、バター浴と砂糖つけがとてもうまく行きました。
やっぱりシュトレンは寒い季節のお菓子ですね。


あとはバターさえあればいいのですが・・・。


さて、これからまた月末恒例のパンだよりの編集にかかります。
もうすでに遅いくらいなのですが、12月中のこと年末年始のことなど、お知らせしなくてはならないことが沢山あります。
忙しくてブログの更新が止まってしまうことがあると思います。




  雪が積もったら・・・

雪が積もったら、多分空間放射線量が下がるだろうと予想しています。
雪、つまり氷=水は、強力な遮蔽体ですから。
もし大幅に下がるとしたら、放射線源はほとんど地面にあることになります。

実際、自然放射線の大半も、土壌中の放射性カリウムのものが占めているそうですから、原発由来のセシウムなどがほとんど土壌に沈着している現在、雪が積もってどこまで下がるか・・・、興味津々です。
今から、幾つか測定点を決めて、定点観測をして行こうと思っています。

包装資材のデザインに対する不満


シュトレン・ギフトパッケージ
お気に入りが揃っていた頃のパッケージです。


製造したものを商品として出す場合、パッケージデザインはとても大切です。
中身が大切なことは言うまでもありませんが、パッケージデザインはその中身を想像していただくために、是非ともふさわしいものでなくてはなりません。
そしてまた、造り手の気持ちを表現する手段としても、気に入った包装資材でパッケージすることは大切です。
前置きが長くなりましたが、最近の包装資材のデザインが気に入らないというお話しです。

例えば、シュトレンのギフトパッケージの場合、外袋の裏留めシールに当初お気に入りのものがあって重宝していましたが、数年前に廃版になりました。
それではというので、その次にこれならまあいいかというものがあって切り替えましたが、それも翌年に相次いで廃版となってしまいました。
もういよいよ気に入るものが無くて、困り果てましたが自前で作ることも出来ず、不本意なものでお茶を濁すしかありませんでした。

そして今年、今度はシュトレン本体を入れている内袋が廃版となり、手に入りません。
もう何故なんでしょうね。
私のセンスに合うものが、次々と無くなって行くのですよ。


それで今出回っているようなものが、本当に世の中のニーズに合っているのだとしたら、私は正直情けないですね。


クリスマスのギフト用に使う包装材なのに、お洒落なものが一つも無い!いわゆる可愛いと言えば聞こえは良いのですが、要するに子どもっぽいものばかりが幅を利かせているのです。


それでやはり気が付いたのですが、これは何もクリスマス用に限った話しではなく、造られているモノ全てにそういう傾向があるように思えます。


そしてたまにこれはいいな!と思ったら、専用に誂えたものだったりするのですね。
悔しいけれど、食工房には、そこまでは真似が出来ません。


でも、裏留め用のシールだけはどうにも我慢がならず、いよいよ自前でデザインしてレーザープリンターで印刷しようという気になっています。


もう今すぐにも必要な時になって、泥縄もいいところですが、間に合わない時はどうぞご容赦。


  バター不足が深刻です。


この度のバター不足は、前回2009年時の比ではありません。
本当に無いのですね。

シュトレンの製造も、影響は免れないようです。
場合によっては、今後のご注文を制限させていただくことになります。

それと共に、バターを使用するメニューも一部休止いたします。
ナッツクッキー、コーヒークッキー、どろんこクッキー、バタービスケットは完全休止。
アプリコットケーキ、アールグレイティーケーキ、ブラウニーは、様子を見ながら判断。
プレーンスコーンとカネリプッラ、かぼちゃあんぱんは、製造数限定となります。


こんなことでは、売り上げにも多大な影響が出てしまいそうですが、何とも仕方がありません。

雪模様

明日朝にかけて、いよいよ雪が降りそうです。
今日の夕方、すでにみぞれまじりになっていましたから。

これで会津の平地でも初雪ということになります。
飯豊の御山は、もう一ヶ月も前から真っ白です。

昨日は、その白銀が晴天に映えて、それは見事でした。
私はこれを見るといつも、自分がつくっているシュトレンを思い浮かべます。
本当にそっくりなんですから。

そのシュトレン、ボチボチお引き取りにいらっしゃる方も・・・。
クリスチャンの方々の間では、もうじきアドベント(待降節)の期間に入るのですね。
ちなみに今年は、11月27日(日)から始まります。

そしてまたまた手前味噌で申し訳ありませんが、先日はスタッフ一同でシュトレンの初試食の折、その香りと味わいに全員の口元がほころび、顔を見合わせて力強く頷いていました。

食工房のシュトレン、どうぞよろしく。



 


淡々とやっております

世の中、福島に対していろいろな見方があることは、重々承知しております。
また一方で無関心も広がっていると聞いております。
自分で確かめたわけではありませんが、福島県外で「福島はもう普段通りだ!大丈夫だ。」と吹聴している人もいるとか。


しかしそんなことは私にはどうでも良いことで、福島の中のことは、実際に福島に来て見てくれ!と申し上げるしかありません。


震災以来8か月を過ぎて私が思っていることは、ちゃんと理解してご自分の判断をもって向かい合ってくださる方は実際にいらして、逆にそうじゃない方に何を言っても努力しても多分通じないだろうなということです。


まあだからというわけではありませんが、最近は放射能の問題のことを書こうと思うと、途中で筆が止まってしまいます。
そうです。
関心のある方は、すでに相応に理解していらっしゃるだろうし、無関心の方には読んでもらうことさえ難しいだろうと思うからです。


そしてこの後は、私が関心を払ってやるべきことをやっていれば、あとはいつも通りで良いと思うようになりました。
もちろん質問された時には、的確に丁寧に説明が出来るだけの勉強は怠りなく、線量測定や毎日のデータ収集も忘れていません。


おかげさまで、この期間を総合すると、売り上げも昨年に比べて激減ということはなく、そこそこ維持して来ています。
もちろん、中身的には変化が起こっており、県外からのご注文は確かに激減しています。


まあそれでも、さほど気落ちはしていないのです。
苦しいには違いないけど、この8ヶ月間の私の選択は決して間違っていないと思っているからです。


なお油断することなく、原発の状況、環境の状況を注視しながら、これまで通りにがんばりたいと思います。


どうぞよろしく。




  今週のクッキーとマフィンのお知らせ


今週は、わらいごまと森のパン屋のビスケットを焼きました。

マフィンは、シマリス君の朝ごはん、ココリス、スィートハート、そば粉マフィンの4種類全部焼く予定です。


  シュトレン、ご予約受付中!

早い方には、お引渡しも始まっています。

ご試食なさりたい方、店頭にて試食品を召し上がっていただけます。

忙しくしております

11月に入り日が短くなり、雪の気配が漂うようになったせいでしょうか、ご来店のお客さまが少なくなって静かな毎日が続いています。
それでもおかげさまで、何かしら仕事があります。
シュトレンのご注文も、ポツポツといつの間にか100本に近づいて来ました。
また、卸しのお取り引きをいただいている業者さんのご紹介で、どろんこクッキーとスコーンのまとまったご注文が入ったり、個人通販のご注文が飛び込んだり、今日も密度の濃い仕事をしました。


加えて今年は、経理を青色申告に切り換え、スタッフの方も正式な雇用関係にしましたので、経理も難しくなってますます頭の毛が薄くなります。
いやー全く、真面目にパンだけ焼いていればいいというわけにいかないのが、個人事業主の宿命なのですね。
いやはや全く忙しいこと!


そんなこんなで昨日も一昨日も、ブログ書けませんでした。


明日はまた、シュトレンを焼きます。


 今日の一言

かぼちゃあんぱんが、今さらのように美味い!


 DOKONOMORI から

ポストカードの画像追加しました。(全33種類) <こちら>

7回目の初シュトレン

本日、今シーズン初めて、シュトレンを焼きました。

思い返せば2005年に、幾度かの試作の末決定したレシピを、今もずっと守っています。
おかげさまで年々評判も上がり、このレシピの出来が良かったことが証明されているかのようです。

しかし今年は、原発事故による放射能汚染の懸念から、ご利用いただけない立場を取られる方も少なくありません。
それはそれで仕方ないことだと、今シーズンはキッパリ割り切ることにしています。

それにしても、こなれたレシピと手順で、今年7回目の初シュトレンも全く問題なく、否、今まで以上に良い焼け具合となりました。


文旦ピールとオリジナルシュトレンスパイスのおかげで、どこにもない世界に一つの食工房のシュトレンの香りをお楽しみいただけます。


よろしかったら、どうぞ食工房のシュトレンをご用命ください。



画像上クリックで拡大表示します。


今年は、ギフトパッケージをプラス100円でサービスいたします。

大丈夫です

昨日、風邪かも?と申し上げましたが、確かにそうには違いないようです。
でもおかげさまで、何とか体力は維持しています。
今日も無事に仕事を終えて、明日の支度まで滞りなく進みました。
まあ大丈夫です。


それより、何と言ったら良いのでしょう・・・。
この日本の国の行く末が憂鬱です。


今はもう、何も申し上げる気がしません。
この先どんなことになるか、何となく分かるような気がするから・・・。
その時自分は、どこで何をしているか、それが問題だ!


それはそうと、今日は2011.11.11だったんですね。
何事も起こりませんでしたね。
もっとも、あと数時間残ってますけど・・・。


で、明日はまたパン焼きです。
ではでは。

風邪かも・・・

昨日一日、仕事していても何か今一つ気分がスッキリしませんでした。
ああ、風邪かも・・・というわけで、早く布団に入りました。
今朝は起きられるかどうかと危ぶんでいましたが、睡眠時間が足りたのか、案外気持ち良く起きられて、パン焼き仕事も無事こなしました。
と言っても、物を落としたり、ぶつけたり、ちょっとしたことで失敗が度重なり、やはり本調子ではないなと自覚した次第。
配達にも出かけて来て、まあ危な気はありませんでしたが、その代りドッと疲れました。
喉の痛み、鼻づまり、鼻の頭が冷たい、やっぱり風邪か!
早く寝ます。
ではでは。

お知らせ1件・その他

先日告知していました「本木上堰散策ツアー」は、明日当日のお天気が一日雨との予報により、開催中止と決定されました。
残念ですが仕方ありません。


食工房では、百姓市が終了後また通常の製造態勢に戻っています。
シュトレンが始まるまでのほんの一時、クッキーを焼きます。
その後は、またしばらく焼き菓子の製造はお休みになりそうです。






  沼ノ平のライ麦・小麦・その後

同位体研究所の検査では不検出、大学の研究室の検査では若干の汚染を確認、矛盾する結果に悩んで3つ目の検査をすると申し上げていますが、今のところ信頼出来る精度で検査してもらえるところが見つかりません。

今どこの検査機関も、大量の申込みに対応しきれず、時間をかけた検査を断っている状況です。
簡易検査では意味がありませんので、しばらくは保留です。

それで小麦に関しては、どの道原材料には使用しないつもりですので、全量乾麺加工を依頼することにしました。

もちろん自家用です。 ライ麦は、まだ思案中です。

一方、沼ノ平の圃場では来年の収穫に向けて種まきを終えています。
来年の結果がどうでも、こうして蒔いておかないことには、種が切れてしまいます。
そのうち時間が解決してくれるまで、同じ事の繰り返しです。
否、それが農業というものです。