正統派ハード系のパンが並ぶ
「ミ・レ・ピ」という名のお店
高知城の天守閣から眺めた
木曜市の様子です。
高知では、江戸時代から300年の歴史を持つ「日曜市」が、全国的にも有名ですが、実は日曜以外にも市が立ちます。
昔は、一週間ほぼ毎日、それぞれ市内の決まった通りで、市が立っていたものです。
最近の様子は、ちよっと分かりませんが(まだよく調べていないので)、今日は県庁前の通りで「木曜市」があり、知り合いのパン屋さんが出店しているので行って来ました。
このパン屋さん、以前東京の「ル・ヴァン」で修行した経験のある方で、私の出身地である土佐町(以前の土佐村)の山奥で、ハード系の天然酵母パンを焼いています。
出身地なので現地のことは良く知っていますが、それはそれはすごい山の中なんですよ。
その代わり、水や空気など環境の良さは素晴らしいものがあります。
天然酵母の発酵にも、良い影響があることは間違いありません。
その山の中から、毎週木曜日に一時間半余りかけて高知市まで出て来るのはさぞかし大変だろうと思いますが、もうずっと何年間も続けているのですね。
午後に訪ねたら、もう大分売れて品物が少なくなっていましたが、それでも今日はペースが遅い方だと仰っていました。
と言うことは、それだけ人気があるんですね。
レーズンの入っているのとクルミの入っている、それぞれガッチリと皮の固いおいしそうなパンを買って来ました。
この木曜市、ざっと見たところ100軒近い店が並んでいます。
野菜、果物、乾物、加工品、パンにお菓子に、雑貨品まで、いろいろ揃っています。
一軒おいたお隣では、食工房でもおなじみの文旦を売っていました。
今の季節、文旦はもう何軒もの店が競って売り出していて、宅配便が市の現場まで集荷に来ています。
ちゃんとしたギフト用のものだけでなく、いわゆるハネものも格安で売られているのは、こういう場所ならではの計らいですね。
明日の金曜日も、市内の別なところで市が立ちます。
土曜日には、新しく始まった「オーガニックマーケット」もあるそうです。
出かけてみようかなと思っています。
そこにも知り合いが出ているらしいので・・・。