お隣は鉄工所・・・。
プレス機の音が妙に違和感なく
響いていました。
食工房でも定番の、セラード樹上完熟が・・・。
今日は、父の墓参りに、高知市の東隣の南国市まで出かけて来ました。
すでにお話したと思いますが、私の両親はカトリック教徒で、墓は教会の墓地の中にあります。
十字架の墓石がずらっと並ぶ風景は、どこかそこだけ異空間のような雰囲気を醸し出しています。
至って質素、仰々しさの欠けらもない、全く安らかな眠りだけが存在しているような墓地です。
この墓地には、父の他にも私に縁のある方々が、何人か眠っています。
昨年亡くなったベルギー人の神父さまのお墓もありました。
私が小学生の頃初めて出会ったその神父さまは、その後もずっと高知で過ごされ、多方面でご活躍されていました。
大人になってからはずっと長いことご無沙汰していたのですが、私の妹が教会で仕事をしていたことから後年再会することがあり、差し上げた私の焼いた黒パンやシュトレン、ブラウニーなどを気に入ってとても褒めてくださったものです。
それがどれほど励みになったことか、今思い出してもありがたいご縁でした。
墓地の駐車場に止めた車の中で、それから一時うたた寝しながら、父のことやその神父さまのことなどを思い出していました。
帰り道、以前からインターネットで探し当てて気になっていた、自家焙煎コーヒー豆屋さんに立ち寄って来ました。
ネットで見てもう分かっていたのですが、真っ赤なディートリッヒのロースター(焙煎機)がひと際目立って光っていました。
ちょうど会津から持って行ったマイコーヒーが無くなったところだったので、どんな銘柄があるのかなと思いながらいろいろお話しているうちに、ブラジルの豆を一品いただくことにしてお願いしましたら、サービス品として別な銘柄のものも一品、小袋でおまけしてくださいました。
そうしたらそれが何と、食工房でも定番になっている「セラード・樹上完熟」ではありませんか!
急いで帰って、早速いただいてみました。
そうしたらまたまた、豆が同じなのですから当然と言えば当然かも知れませんが、うちのと本当によく似たテイストで更に驚き・・・。
食工房より少し焼きが強い分、香りが立ってとてもいい感じでした。
jun coffee のホームページは<こちら>
正直、これでまた少し自信を深めることが出来ました。
ディートリッヒのロースターで焙煎したものと、遜色ありませんから。
今回は、高知滞在中も次々、メールでうれしいご注文をいただいています。
帰ってからどれほどか忙しくなりそうです。
あと3日、こちらにいます。
明日は、オーガニックマーケットへ・・・。
ではでは。