ここしばらく、「習刊コーヒー通信」をお休みしています。
「二兎を追う者、一兎をも得ず。」の例えに倣ってしまわぬよう、おかげさまでパン屋が忙しいので、コーヒー屋はボチボチとシークレットビジネス的スタンスになりつつあります。
とは言え、この二十年近くの間に私のコーヒーのファンになってくださった方からの、根強いご注文がポツリポツリと入りますので、まるきり休みには出来ません。
考えてみると、ありがたいことです。
今週も、自家用を含めて7kgほど焙煎しましたが、ほぼ大半は注文分です。
コーヒー通信も、アイディアはいっぱいあるのですが、ゆっくり記事の内容を練っている時間がなくなってしまいました。
これからは毎週の習いにせず、時々触れるカテゴリーにしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
話は変わって、昨晩は、件のクリスマスコンサートに行って来ました。<参照>
教会の礼拝堂は、まさにコンサートのためにあるようなものですから、とても上等の音を楽しむことが出来ました。
シンセサイザー以外は、全てノーPA・音響なしです。
小じんまりした規模のホールで、数十名の聴衆を前に演奏するのは、コンサートの収益を別にすれば、聴く方にとっても演奏する方にとっても、本当に理想的だと思います。
そんな規模で日常的に、お気に入りのアーティストのライヴを聴く贅沢が許されないものかと、いつも思います。
そして年に一回くらいは、海外からアーティストを呼んで、ちょっとした規模のコンサートが出来る・・・。
(二年前、三年前の二回、友人知人たちと共に、アイリッシュコンサートを主催した。)
そのくらいの時間的あるいは経済的なゆとりが持てないものかと、ため息をついています。