カテゴリーとしては、シュトレンと同じパンに類するものになります。
今日、お見せ出来るのは、ここまで。仕上がりはお楽しみに、ということで。
今までに、幾つかのバージョンで製品化して発売もしているのですが、今一つインパクトに欠けるところがあるのか、多くの方のハートをつかむことが出来ません。
何と言ったら良いのか、風味だけではダメなんですね。
見た目も含めた全体的な雰囲気を大切にしなくては、ケーキのパフォーマンスとしては合格点をいただけないと言うことでしょうか。
先日から、試作を続けています。
今日は、酵母発行生地バージョンを試作しました。
シュトレンのイメージで、ドライフルーツとナッツを入れますが、文旦ピールは使いません。
私が、アニスの香りの一番の特長だと思っている、気品と重厚さを生かしたいからです。
そして、アニスシードそのものの他に、アニスシードを漬け込んで自家製したリキュールも使って、香りには特別こだわっています。
形は、パウンド型に詰めて、他の何種類かのケーキと同じにして見ました。
でも、最後の見た目の仕上げをどうするか、ここが目下一番の悩みなのです。
いくら見た目が良くても、風味の完成度を壊すような仕上がりになっては困りますから。
まだまだ試行錯誤が続きそうです。
とりあえず、今度のカフェクラブで、試作品何種類かを試食していただこうかと思っています。
どうぞお楽しみに、ご期待ください。