ヤドリ木 2008年美坂高原にて
いやー全くどうかしてますね、この季節の移り変わり。
歳時記に出てくるような季節感は、もう無くなってしまったような感じがします。
梅雨時と思って来た6月の今頃、もう一週間余りも一滴の雨も降らず、毎日晴れ、また晴れ。
それでも気温は、今まではそんなに高くなかったのですが、昨日今日あたりでグーンと上昇し、今日は真夏の暑さを思わせました。
こうなるとパンやお菓子を焼く仕事は、ひたすら暑さに耐える我慢大会になります。
それでもそのおかげでパン生地の発酵はスムース、パンの出来は悪くないのでまだいいのです。
それより、畑の方が困ったことになっています。
これでは何も育ちません。
で、こんな日が続いていたかと思うと、案外この後に雨が続いたりするんですよね。
麦を刈る頃のお天気はどんなでしょうか・・・。
まあ、お天気を相手に気を揉んでどうなるものでもありませんけど、この頃の地球環境の様子と人間たちの暮らしのわがまま加減は、何かしらリンクしているような気がして仕方ありません。
人間が自分たちの都合で考え出したエコロジーなんてとんでもない嘘っぱちだと、とっくに見破られているような気がする私です。
ネイティブアメリカンの唄にあったように、「雨雲が、幼いとうもろこしの世話をしている。」と、私たちは本当は母なる地球とそんな交感が出来ていたはずなのに、いつの頃からか・・・、一体どうしちゃったんでしょうね。
明日は仕事は半日にして、少し畑の世話をしようかなと思っています。