たまねぎパン・試作完成へ


やっと納得の行く大きさと形にたどり着きました。



 見た目の次は、何より先ず香り、次に味わい、そして食感。
それから・・・、最後にお値段は?ですね。


たまねぎを具材に使ったパンを開発しています。
今日は、4回目の試作でした。


これまでに、3箇所のパン屋さんから取り寄せた玉ねぎパンを試食して、比較検討しながら食工房のアイディアを練っているのですが、大まかに二つの方向性があって、たまねぎの甘みを重視するかネギ属特有の匂いを重視するか、どちらも魅力があって迷いましたが、匂い優先でスパイスも使って、試食した中には無かった味にたどり着きました。


生地を練る際、まずオリーブ油ベースのガーリックオイルを入れています。
また冷めてからの食感が悪くならないよう、オートミールも入れました。


そして具材の玉ねぎは、塩水に晒した後徹底的に水を切って、成型時に入れるようにしました。
実は、この玉ねぎの刻み方が一つのポイントでした。
大きすぎても細かすぎてもダメで、入れる量と共に試行錯誤の一番のポイントでした。
スパイスは粗挽きの黒胡椒を、けっこう多目に入れています。


そしてまた形も重要で、おいしそうに見える形というのがあるのですね。


今日の試作は、今までで一番納得が行きました。


また釜入れ直前になって、思い付きで何個か粉チーズをトッピングしたものも焼いて見ました。


結果は、チーズを入れる線はとりあえずボツ。
プレーンの方が納得の行く味で、あと少しの改良で完成の見込みです。


只今、試食品を召し上がっていただけます。
ぜひご来店ください。



どこのパン屋も、一度ならず挑戦してみるのがアンパンマン。
こちら食工房製は、餡は入っておりません。
 



うさぎさんとクマさんの形も、それぞれ可愛らしくつくるコツがあります。
こればかりは、うちの娘たちの独壇場です。私は手が出せません。

 今年は、一年間ずっとうさぎパンをつくり続けます。



うさぎパンのおまけに小っちゃい子ウサギもつくりました。 


今日はその他、スタッフのNちゃんが、アンパンマンの形のパンを作ってくれました。
それからうちの娘が、うさぎとクマのパンを。
そうしたらNちゃんが、さらに余った生地で子ウサギを作ってくれました。


お目見え早々から次々とお買い上げいただき、すでに店頭にはありません。
「時々、こんなお楽しみパンも焼いております。」と言うことで、ご紹介いたしました。

たまねぎパン・試作完成へ」への2件のフィードバック

  1. momo

    飯豊の空の下、に惹かれてお邪魔しました。
    私は山形県側の飯豊山の麓で育ちましたので。
    美味しそうなパンがアップで飛び込んできました。
    大分前には手作りパンを焼いたこともあるのですが、温度管理が出来ないのでなかなか難しいです。
    パン屋さんは永遠の憧れです。(^-^)
    でもお仕事となると大変でしょうね。

  2. Mikio

    momoさん、コメントありがとうございました。
    飯豊山は、本当に美しく神々しい山ですね。
    その麓でお育ちになったなんて、私にはうらやましいです。
    たまたま通りすがりに飯豊山とは知らずに、眺めたこの山の美しさが心に残っていました。
    そしてその後、その山を間近に眺める場所に引っ越して来ることになるとは・・・、これが縁というものなんでしょうね。
    同じ飯豊の空の下にお住いのmomoさん、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
    パン屋の仕事、大変ですけど満足して楽しくやっています。

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