残念なことに、耕作放棄された田んぼが少なくありません。
山は今、芽吹きの季節です。
眼下の一枚と奥の一段下の畑に小麦が植えられています。
こちらは別な場所に植えられているライ麦です。
今日はお昼過ぎの一時、沼ノ平の岩橋さん方へ麦畑の様子を見に行って来ました。
暖かい晴天に恵まれた今日の沼ノ平は、まさに日本の原風景と言うに相応しい、棚田と里山の風景が広がっていました。
何て素敵な所なんだろう・・・、もう只々うっとりと眺め入る以外、私には為す術がありませんでした。
その一角に、我が食工房のためにアオバ小麦とライ麦を植え付けていただいているのです。
今年は雪融けが遅かったので、今やっと育ち始めたところ。
これから季節が進むに連れグングンと丈を伸ばし、6月の半ばには穂をつけているのが見られるでしょう。
まさかこんな所にも放射能の害が及んでいるかも知れないとは、いくら想像してみても実感が湧きません。
収穫までに検査をしてもらうつもりでいますが、只々検出限界以下であることを祈るのみです。
そして今日は、暖かい晴天に誘われてでしょうか、お客さまも次々と見えました。
この春新発売のたまねぎパンが好評で、昨日焼いて今日早々と売り切れです。
全部で20種類にもなった食工房のパンメニュー、一度にすべての種類を焼き切れないので、木曜日と金曜日に振り分けて焼いています。
木曜日は
食パン3種類、ロールパン3種類、ぶどうパン、余り生地のバタール、ピストラ、堅焼き黒パン、プンパニッケル、麦畑通信・136、カネリプッラ、ナン、ピザクラストの15種類。
土曜日は
みのりのパン、たまねぎパン、クリングラ2種類、他木曜日と重複するメニューもあり。
トマト丸だけが、オフシーズンのために休止中です。
この他、先日うまく行って気を良くしているチーズ入りのパンも、そのうち登場します。
増えることはあっても減ることはない、食工房のメニューです。