今年はどうなるだろうか・・・。
福島のパン屋が製造した製品(シュトレン)がギフトに選ばれることは難しいのではないか。
その結果しだいで、今後の食工房の運命が決まるだろうとさえ思っていました。
結果から言えば、間もなく完売です。
数は、去年よりわずかに少なくなりましたが、ほとんど同じくらいです。
そして嬉しかったのは、皆さまが、深いご理解と納得の上でご注文くださったことです。
状況として、来年が今年よりずっと良くなるとは思っていませんが、何とかこの仕事を続けて行くことは出来るのではないかと、希望を持たせていただきました。
本当に、本当に、ありがとうございました。
安全・安心、そして美味しい。そんなコンセプトで売っていたお店は、福島で生きていけるのか。厳しい時代になってしまいましたね。
先日、秩父の友人のところで天然酵母のパン屋さんと出会い、焼き菓子やパンをいただきました。パッケージといい、味といい、食工房を思いだしました。
自家製天然酵母のパンは個性が出ますから、食工房の味がこの世界になくなってしまったら悲しいです。
秩父は埼玉県でも線量が高いので、そこのお店でもお客様からの問い合わせがあったそうです。
地元の農産物を加工していた私たちの店は再開できそうもありません。生きていくだけでせいいっぱいの毎日ですが、生きていることそのものが未来につながる希望のように思っています。
秩父のパン屋さんから、シュトレンをいただいたのに、まだ食べてません。もったいなくて食べられない。大切に食べようと思っています。こういうものを食べると、川内村で過ごした幸せな毎日が思い出されて、やりきれなくなってしまいます。
食工房のお菓子やパンを食べても涙がでなくなる日がきたら、そのときは注文させてください。あ、早く元気にならなくちゃ、食工房を応援できませんね。
先日シュトレン購入しましたものですが
食工房さんの高品質なシュトレンを味わってしまうと他に浮気出来ません
これだけの技術、どこへ行っても通販させていただきますよ。
ichikawaさん、川内村でのお仕事を失った無念さ、察するに余りあります。
何もかもが希望に満ちていらしたのに・・・。
今の私には、祈ること以外ありません。
でもいつかきっと・・・。ですよね。
5Gさん、過分なお褒めに与りまして恐縮です。
まずは、喜んでいただけて何よりです。
今後益々精進いたします。