震災、一年

今日は3月11日、一生忘れることはないであろう日となりました。
自分の一生の間に、これほど劇的な出来事に巡り合うとは、全く思っていませんでした。

太平洋戦争と原爆投下は確かにこの国の出来事でしたが、私にとっては遠い過去の出来事でしたし、どこかの国で戦争が絶えなくても、やはり自分の身の回りの出来事ではありませんでした。
しかしこの度の大震災と原発の爆発による放射能汚染は、自分の現実として体験することになりました。


わずか一年が経ったくらいでは、まだまだ記憶は生々しいものがあります。


一見今まで通り仕事をしていたり、同じ住まいに暮らしていたり、もう大丈夫なんでしょ?と言われそうな状況ではあるのですが、そうではありません。


何かが重い、今頃になってじわーーっと疲れを感じるのですね。


元気を出してがんばることは出来るのですが、そこで置き去りになって行く何かが、心の底に沈んで行くのが分かります。



横浜で頑張ってくれている連れ合いとスタッフには申し訳ないけれど、今日は一日、ほとんど仕事はしませんでした。
明日も、一日悪豆拾いをしながら物思う時を過ごします。