「朝一番早いのは、パン屋のおじさん・・・」は、歌の文句でしたね。
私も、パンを焼く日は4時起きと決めていて、だいたい4時半頃までには作業場に入ります。
ところが、4時起きとして8時間睡眠をとるには、午後8時には寝なくてはならないのですが、我が家ではそんな時間に寝ることはとうてい不可能です。
午後7時まで店を開けているのですから、そもそも無理なスケジュールです。
それにパン焼きの前日は、出来る限り遅くまで酵母の手入れをしておきたいので、どうしても寝る時間は遅くなってしまいます。
そんなわけでパン焼きの日は、いつも極端な寝不足状態で始まります。
一方、酵母は毎日使えるサイクルにするには無理があり、それもあってパン焼きは一日おきで、木曜日と土曜日の週二回だけにしています。
ですから、4時起きは週二回だけです。
とは言え、4時に起きて一日仕事をして、寝るのは夜半の11時頃ですから、次の日が少し遅いとしてもけっこう寝不足が後を引きます。
私は体質的に低血圧で、朝起きは苦手な上に睡眠不足には極端なくらい弱いのです。
結局、一週間通して同じリズムで寝起きすることが出来ません。
しかし、それもここ何年やっているうちに、一週間のリズムを体が覚えてくれたようで、定休日の火、水に朝寝をすると、水曜日の午後あたりからテンションが上がって来て、土曜日の午後くらいまではずっと持続してくれるのです。
そして日、月を少しペースダウンしながらこなすと、何とか一週間が回るという感じになっています。
私も、いよいよ50代後半に入りますので、健康管理にはこれからさらに気をつけたいと思っています。