一夜明ければ銀世界・会津雪便り



昨日の午後から断続的に降った雪、今朝の店の前の様子です。
この一降りで、もうすっかり覚悟が決まって、頭も体も対応しているから不思議です。
雪は、降って来る直前は、何となく心細い感じがするのですが、積もってあたりが真っ白になると、何だかにぎやかな心踊る感じになるのです。
今日は忙しい一日でしたが、とても気分良く仕事をしました。
そして明るいうちに配達に出て、新しいタイヤの走り心地を試したかったのですが、夕方までに道路の雪は消えてしまい、凍結もしていませんでしたので、普段どおり走れて拍子抜けしてしまいました。
冬支度が遅れた方は、この雪の思いがけない速攻に焦ったみたいですが、聞いた話では、昔は雪の降り出しはもっとずっと早くて、10月に稲刈りが終わる前に稲穂の上にどっかと雪が積もって、大弱りしたこともあるそうです。
ちょっと想像しただけでも、これはいかにも骨の折れそうな難儀ですね。




そして今は、採る人もない柿の木がそこらじゅうにあって、鈴なりの柿の実の上に雪が乗っています。
でもこれは、見ている分には綺麗だし、何か可愛いなと思います。

明日は、勤労感謝の日。
ここの集落では「収穫祭」があり、集会所で盛大に宴会をやることになっています。
本来、何をしている人も仕事を休む日のはずなんですが、注文を沢山抱えて尻に火がついている状況なので、私も家族も休みが取れません。
バザーをやるそうなので、パンと焼き菓子を寄付してくるのだけは、何とかして果そうと思っています。