黒光り・Ⅱ


黒光りが似合うものと似合わないもの、それぞれあるのだなと、気づきました。
包丁、フライパン、鉄釜、鍬・・・、どれも皆黒光りが似合います。
黒光りするまで使い込むほどに、使い勝手が良くなり価値が上がります。
一方、黒光りが似合わないもの・・・、沢山あります。
携帯電話やパソコン・・・、どうでしょう?
手垢で黒光りする携帯電話には、誰も触りたくないでしょう。
それよりも、それほど長持ちするのでしょうか。
否、それより早く陳腐化して、使う気もしないようなものになっていることでしょう。
炊飯器は?電子レンジは?全自動洗濯機は?液晶テレビは?・・・。
どれもこれも、耐久性以前に別な理由で使えなくなったり、使う気がしなくなったりするのじゃないでしょうか。
そんな消費の構造を作り出すために、技術革新が一役買っているのです。
世の中に、黒光りが似合わないものが増えることは、少しずつですが、世界が変わって行くことでもあるのです。
ではどんな世界に・・・?
それはまたいつか。




こういうのも黒光りと言うのでしょうか?
ちょっと違うような気がします。

黒光り・Ⅱ」への2件のフィードバック

  1. めい

    道具の黒光りすてきですよね(*´艸`)★
    早くそういうお気に入りの物に出会えたらいいなぁと思っています。
    道具ではありませんが中学生の頃はテニスをしていたので日焼けして私自身が黒光りしていましたよ(o・v・o)(笑)

  2. Mikio

    めいちゃん、コメントありがとう。
    日焼けした顔が黒光り・・・、いいですねぇ。
    いつだって、健康が一番大切ですからね。

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