立秋・盛夏

昨日の立秋を過ぎて、さらに暑さが増したような一日の今日でした。
日中は、正に夏の盛りを思わせるこの頃ですが、夕方になるとコオロギが鳴いていたり、涼しい風が吹いて来たり、そして星空も少しずつ秋の星座へとシフトしています。
少し遅い時間になると、ペガスス・アンドロメダ、すばるが東の空に上って来ます。
今の時期、オーブンの余熱を冷ますために、結構遅くまで灯りを消した店の扉を開け放して外気を入れていますので、その間中ずっと交替で番をしながら、外に出てお空眺めをしているので
す。

話は昼間に戻って、畑に行くと、とうもろこしが実を付けていて食べ頃です。
そして、ザワザワと風に鳴る葉ずれの音に、夏の暑さのうちにも、もうこうして秋が兆しているのだなァと、自然の営みの厚みや深みを思います。
百姓は、それをつぶさに感じ取って、もう夏の暑さのうちから秋冬に向けて種蒔き、苗作りの段取りを考えているのです。

そういう風景をすぐ近くに眺められるこの場所で、地元の人が作った小麦でパンを焼く、そんな夢が実現出来ればいいなと、明日もまた試作にチャレンジです。
明日も、食パン一品目とドライフルーツと木の実入りの堅焼きパン(前回とは違ったレシピで)を試作します。
多くの方に試食していただいて、率直かつ辛辣なご意見、ご感想をいただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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