いざトマト


真夏のカリーソースづくりの頃は、トマトは意外に品薄で、加工用に使うのがもったいない気がしたものですが、今頃になってひぐらし農園さんで持て余すほど採れていると伺い、よしそれならトマトペースト造ろうと、今日、トマトを回していただきました。
何と言ってもトマトは大方水分ですから、保存用にペースト状態にするためには、どれほど煮詰めなくてはならないかということなんです。
先ずは水洗いして、それから皮を湯むきして、四つ割りしてヘタを落として、大鍋に入れて一度煮立てます。
この時にヘラなどで突き崩しておきます。



一旦火から下ろして、ザルを使って種とかたい筋を取り除きます。
それからもう一度大鍋に戻して、今度は湯せんにかけて水分を飛ばします。
こうすれば、時間はかかりますが焦げる心配はありません。



他の仕事でもしながら、気長に煮詰まって来るのを待ちます。
今日のうちには仕上がらないでしょうから、明日またパンを焼きながらやることになります。
実は、今回が二度目のペーストづくりですが、前回の例で行くと、5㎏余のトマトで約500gのペーストが出来ることになります。
何と、1/10になってしまうのですね。
この次には、食工房オリジナルのチリソースの造り方、ご紹介出来ると思います。