意欲の源泉

副業の域を出ない我がコーヒー焙煎、この頃パン屋が忙しく、こんなことならコーヒー焙煎は看板を下ろして自家用だけにしようかと、時折迷うことがあります。

でも、いかに特定少数の方とは言え、熱烈にご愛顧くださる方がいる以上、止めるわけに行きません。
と言うより、意欲が湧くのです。
だって、望まれてそれに応えることほど幸せなことはありませんから。

一昨日も、コーヒーを一杯といらした何人かのお客さまに我が「おいしいブレンド」をお出しすると、異口同音に「おいしいコーヒーだ。」とお褒めをいただきました。
その印象は、一言で言うと「スムース」。
つまり無理が無い、スムースに喉を通って行く、そして後味がすっきりしている、ということになります。
逆に、強烈な個性はないのだと思います。
後になって何となく、あそこのコーヒーはおいしかったと覚えていてもらえれば、それ以上望めることはないと思っています。


今日は、かれこれ14、5年間うちのコーヒーをお付き合いいただいている方のオーダーその他で、セラード樹上完熟、コチャパンパなど4kg余りを焙煎しました。


ありがたいことに来週もすでに予定が入っていて、看板を下ろすどころではないようです。


明日はパン焼きで、また長い一日になります。