パンだより・編集しております。

月末が近づくと、例によってパンだよりの編集に急かされます。
今日一日で、表側のテキストを入力し終えました。
明日は、裏面です。
連れ合いは、イラスト描きに急かされることになります。
まあこのようにして、食工房の一ヶ月が回っています。
ここ数年かけて、PCもプリンタもガッチリと充実させましたので、仕事はやりやすい環境になりました。
昔のことを思うと、全く夢のようです。


ちなみに、うちのPCは故障もトラブルもなく、本当に良く働きます。
長持ちのポイントは、冷却が悪くならないように気を付けることと心得ています。


時々、エアコンプレッサーで埃を飛ばすのが、一番効果が上がっているようです。
掃除した後は、音も静かになります。


ではでは、本日はこれにて。

いずれ明らかになることでしょうが・・・

この度の原子力災害に関して、政府も東電も本当のことを言ってくれません。
それだけは確かです。

ですから私たちは、何とかして真実に迫ろうとしていろいろなルートで情報収集を試みます。
中にはデマもあり、誤解に基づいた間違った解説もあり、私もそういう情報に翻弄されそうになりながら、何度も気を取り直しつついろいろな記事に目を通し続けています。


それらの中には、いずれ明らかにされるだろうことは間違いないとしても、あまりにも酷い話しが多くて、とっくに許容の限界を超えています。


★子どもの20ミリ被曝とSPEEDI隠しは、泣き芸知事の仕業

★福島の子どもたちを実験台にしている本当の悪たち

それでも現場では命がけで奮闘してくださっている作業員の方がいるのですね。
この方の報告は、どんな報道より実態に迫っていると思います。

★毎日現場で作業されている方のツィッター

★このツィッターを取り上げている関連記事

毎日情報収集されている貴重なブロガーさんも、一人や二人ではありません。


★平凡な日々に限りなく感謝 ~ tonkoidさんのブログ

★CAFE BONEKO ~ cafe-bonekoさんのブログ

★福島・未来塾すばる ~ 未来塾すばるさんのブログ


とりあえずこの3つがおすすめ


ブログ記事の中にあったリンクから・・・


★福島市が全市民対象の避難計画を策定

★他県からの避難受入れの申し出を、福島県側で断ったり握り潰したりしているという事実

★急性放射線障害の事実もあったらしいこと

★SPEEDIの隠蔽に関する事実

★SPEEDIの隠蔽に関する国会での質問の様子


まだまだ他にも・・・。


そしてこの方は




全県避難ですか・・・。
まあ、考えておきます、としか言えません。
私より前に、まず孫たちですが。


何があろうと、毎日の生活だけはして行かなくてはなりません。

福島県民全員を対象に、原子力災害被災者年金を新設。

くたびれました。


 


昨日、今日の二日間のイベント出店、二日ともずっと雨で最後は土砂降り。
片づけを終えて現場を撤収する頃には、ずぶ濡れになりました。


屋外でやることですから、お天気だけはどうすることも出来ません。


まあそれでも、いくらか売り上げはありましたし、その中から義援金への寄付をさせていただきました。


主催者の方々の熱意も伝わって来ましたので、また機会があれば参加もありかなと思っています。


いささかくたびれましたので、本日はこれにて。

明日もよろしくお願いいたします。

本日はあいにくの雨模様でしたが、予定通りイベント出店して参りました。
その雨の中を、三々五々ご来店いただきました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。


明日は、お天気も少し持ち直しそうです。
ぜひぜひ多数の方にご来場いただきたいと思っております。


今回のイベントは、複数のイベントが同時開催されていて、お楽しみの幅も広いと思います。
隣接会場では、「Book Book 会津・一箱古本市」や「手づくり市」などが開催されています。


食工房では、本日と同じくミニカフェ、パンと焼き菓子の販売をやります。
どうそどうぞ、よろしくお願いいたします。


なお、明日は終了時間が午後3時となっております。
お間違えの無いよう、ご注意ください。
※昨日のご案内で、4時までとお知らせいたしましたが、誤りです。

明日、明後日、イベント出店いたします。

6月25日(土)・26日(日)の二日間、会津若松市内にてイベント出店いたします。

「あいづ発・福島を元気にするプロジェクト」 <こちら>

ちょっと長いタイトルですが、各出店者の売り上げの一部が、東日本大震災の義援金として寄付されます。
お天気が微妙ですが、雨天決行です。
多くの方のご来場をお待ちしております。


食工房は、パンと焼き菓子の販売の他、ミニカフェをやります。
自家焙煎ホットコーヒーとアイスカフェ・ラ・テ(あいづのべこの乳使用)をお召し上がりいただけます。


時間は、二日間とも午前10時~午後4時までとなっております。
開催場所は、会津若松市中町、野口英世青春通り界隈。
食工房の出店場所は、旧ブイチェーンストア駐車場跡地内です。


なお、食工房本店もいつも通り営業しています。
パンも焼きますので、どうぞご来店ください。
ご好評いただいている「たまねぎパン」も焼きます。

いつもの風景


会津磐梯山をバックに広がる水田



いつも通りかかる麦畑



ちょうど色づき始めたところ
緑から黄色へ、中間色がやさしく美しく



ここでも、小さな粒々たちが暴れ回っています。


今日は、所要で会津若松市内まで出かけました。
雨の予報が出ていましたが案外晴れて、緑の田んぼの風景が目に優しく美しく、心癒される思いでした。
そして同時に、言いようのない哀しさも・・・。


写真は、会津のいつもの風景です。
3月には、ひょっとすると今年はこの風景が見られないかも知れないと危惧しましたが、そんなことはありませんでした。
農家の方々は、いつも通りに田を起こし水を張り、そして苗を植えました。


土手や畔も見事に刈り込まれて、本当に丹精込めている様子が伝わって来ます。


でも・・・、農家の方々も分かっているのです。


今年の出荷は、厳しいことになると。


今年だけならいいけど・・・。

小休止、静観

まあとにかく、現状を知らせるニュース記事からは、収束への希望は見えて来ません。
言うまでもなく、原発のその後です。


現場で作業に当たっている方々も、もう限界に近づいているのではないでしょうか。


一方で私たちも、精神的に疲れが溜まって、いろいろな意味で限界に来ている方もいらっしゃるでしょう。


まだまだ始まったばかりの付き合いだと言うのに、力みっ放しでは心も身体も持ちませんね。


それぞれのポジションで、可能な形で小休止を・・・、そして事態を静観して見たいものです。

一週間、ありがとうございました。

今週もまた、中身の濃い一週間でした。
いろいろな方が訪ねて来てくださいました。


福島市から、プチ避難して来た友人もあり、こちらで少し息継ぎが出来たかな・・・。


この度の原子力災害では、本当に人の心の様々を見せつけられる気がしています。


そんな中、食工房はいつもと変わらぬスタンスを心がけて、淡々と今出来ることつまりパンを焼くことに専念していました。


おかげさまで、ご来店くださるお客さまも途絶えることなく、また遠方からのご注文も時々入り、何とかかんとか仕事を続けています。
本当に、本当に、ありがたいことです。


さて、今度の週末6月25日・26日の両日、久々に会津若松市内のイベントに出店いたします。

ご案内は<こちら>をご覧ください。


昨年まで続いた「あぐり・カフェ」が、この度の震災をうけて中断したままになっており、それに代わる位置付けという意味合いもあるようです。
今、会津の生産者、商工業者の間にどんな空気が流れているのか、それに触れるのも参加のもう一つの目的です。


当日お時間のある方、ご都合のつく方は、ぜひご来場ください。


食工房は、ミニカフェとパン焼き菓子の販売をやる予定です。




  今週のマフィンとクッキーのお知らせ


今週のクッキーは、わらいごまとバタービスケットとどろんこクッキーを焼きました。
他に、ジンジャークッキー、パタポン、コーヒークッキー、くるみびすけっと、森のパン屋のビスケットなど、在庫がございます。


今週のマフィンは、シマリス君の朝ごはんとそば粉マフィンです。


なお明日明後日は、定休日閉店しております。

福島で生きて行くということ・2

今日は、郡山から一組のご家族がいらっしゃいました。
いつもいつも食工房をご愛顧くださっている、親しい方々です。


その方々とお喋りしている中、奥様が、毎日毎日の食材選びに苦労しているというお話しでした。
出来れば放射能汚染の心配のない、関東以西の野菜などを求めたいと思っても、どこのお店に行っても、関東近県か福島県の地元産のものしかないということでした。


本当なら地産地消はうれしい計らいのはずですが、この状況下ではとても微妙です。


こうした消費者の方の心理や動向を、福島県内の農家や私のような加工業者は、よくよく承知しておかなくてはならないと思います。


生産者あるいは製造者として、どんな対応努力をしているかまた検査結果などを包み隠さず提示し、消費者の方々に判断を委ねる態度が、ご信頼をいただくための先ずは第一歩であると思います。


汚染の心配のない遠方の産物だけで食生活を賄おうとしても、実際には手に入り難い状況があったりして、結局は手に入りやすい地場物を食べるより他ないということの方が、多いのではないでしょうか。


だったら避難すれば良いとか、そんな簡単な問題ではないことは、福島に暮らしている私たちなら誰でも、よくよく身に染みて分かっていることです。


だから私はここに居て、少しでも安心して食べられるパンを焼いて、皆さまの食生活に貢献したいと思って頑張っています。


この場所この環境での最善を選び取りながら、納得していただける方々のご支援に支えられながら、やっていけると信じています。


食工房の作業環境および原材料に関する考察


周辺屋外放射線量 0.12~0.16μSv/h 自主測定及び県発表
室内作業環境 0.08~0.09μSv/h 自主測定
水質検査 すべてND(検出限界=0.1~5Bq/kg) 県発表
牛乳検査 すべてND(検出限界=0.1~5Bq/kg) 県発表
小麦粉(岩手県産) 昨年度産のため懸念無し
小麦全粒粉(地元沼ノ平産) 昨年度産のため懸念無し
ライ麦全粒粉(カナダ産オーガニック) 汚染の懸念無し
オートミール アメリカ産 汚染の懸念無し
その他の材料も状況的証拠に基づき、汚染の懸念無しと判断


※水と牛乳については、状況的証拠に基づき、実質ND=0 と判断しています。

楽しみを忘れずにやっております。

毎日のように放射能の話しが続いています。
ずっと頭を抱えっ放しなんじゃないかと思われているかも知れません。
まあ確かに重い毎日ではありますが、何も鬱々としているわけではありませんので、どうぞご安心を。



思った通りの形に焼き上げるのは、とても難しい。
成形の技を磨くためにも、良い教材となります。



買ってね~!


今日も土曜日のパン焼きで、おもしろパンに趣向を凝らしてみました。
一旦始まると次々凝りまくって止まらないのが食工房病とやら・・・。


今日は、スタッフの宮下さんがネコと肉球のセットを発案。
ついでに魚(フグだそうです。)も。


なかなか揮ってますね。


今日のパンは、どれも皆◎でした。


お店にはお客さまも三々五々。
こんな状況下でもこうして仕事を続けられて、本当にありがたく幸せです。




世の中では、もう早や停止中の原発の運転再開の話しが出ていますが、私は、復旧や復興がそういう方向なら、何も元に戻さなくて結構と申し上げます。


ただ単に3月11日以前に復することなど、何の意義も感じません。


それは、いつかまた「第二の福島」が起こる可能性を否定出来ないからです。


何を置いても先ず経済のことを言う論調には、もう辟易です。


これ以上日本をこの国を、壊さないでいただきたい。




ああ、また熱くなっちゃった・・・。