地元産の小麦とライ麦そして大麦、夏季休業明けの明日から、すべて出揃います。
パンの原材料に使用する他、小麦麺、大麦丸粒も売り出しです。
よろしくお願いいたします。
明日のパン焼きから、ライ麦入り角食パン、飯豊山食パン、堅焼き黒パン、プンパニッケル、ピストーラ、余り生地のバタールなどなど、いずれも麦芽の風味をお楽しみいただけると思います。
そして、すでに通信「紙版・飯豊の空の下から・・・ 」にて告知済みですが、二年ぶりに小麦麺も復活です。
うどんじゃないのか?とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
少し触れておきましょう。
市販のうどん(乾麺)の多くは、ゆで時間を短くするために、また口当たりやのど越しをなめらかなように、小麦の精白度を上げ、さらに加工デンプンを混ぜるなどしています。
小麦の風味は、消えてしまいます。
小麦麺は、旧式な製粉方法で粉を挽きますので、胚芽や繊維分が適当な割合混ざっています。
これが小麦の風味を感じさせる素です。
ゆで時間も長く、口当たりはやや滑らかさに欠けるところがありますが、味わいは何物にも代え難いと思っています。
冷たいつけ汁でも暖かいおつゆでも、どちらでもおいしく召し上がっていただけます。
500g5人前1束 580円は、ちょっと高い・・・と言われるかも知れませんが、小麦の価格のからくりを知っていただきたいと思います。
次にご紹介するのが、大麦(丸粒)です。
栄養的に大変優れた性質を幾つも合わせ持つ大麦は、近年健康食として大きな注目を浴びています。
この大麦は、地元の農産にお願いして作付けしていただきました。
そして、大切な栄養成分を損なわないよう、精麦度を下げて丸麦加工してもらいました。
良く売られている大麦に比べると茶色っぽい色をしていて、粒も少し大きめです。
白くするために表面を削っていないからですね。
白米と一緒にご飯を炊く時は、先に大麦だけを30分間くらい水につけておいてください。
10%くらい混ぜると、糊気が切れてサクッとした歯ごたえを楽しめます。
カレーライス用には、特におすすめです。
この他、20倍くらいの水分量で肉や野菜と一緒に煮込んで、スープにすることも出来ます。
長時間煮ても煮崩れず、プチプチ食感を楽しめます。
300g1袋 300円にて販売。
米より一足先に収穫の喜びを味わえる麦、今が旬です。