昨夜は、イノシシがやって来ましせんでした。
トレイルカメラもノーヒットでした。
実はこれには訳がありました。
それは一昨日の夜のことでした。
一昨日の夜は、予想通りいつも通りの時間に、いつも通りのルートを通ってイノシシがやって来ました。
3台のトレイルカメラを場所を変えて設置してあり、うまい具合にこのイノシシの行動を追跡出来ています。
イノシシは、荒らしつくしてほぼ喰うものが無くなった畑を通り過ぎ、道路を渡って進んだところに、ちょうど通りかかった車のライトが近づいて来るのに気づきました。
急いで藪に隠れたものの、その車が目の前に止まりました。
田んぼに水を上げているポンプの点検に来たのでした。
まさかの展開にイノシシはパニックになり、車の直前に飛び出して道路を元来た方に横切って草藪に飛び込みました。
それを懐中電灯で照らされて発見され、すかさず追い払い用爆音花火3連発の直撃を喰らいました。
花火の音に気付いた私たちも外に出て、藪の方向をライトで照らして探索していました。
イノシシは逃げ惑いながらも元来た方向に向かっていました。
車の運転手さんは、イノシシが逃げて行くルート上にくくり罠を仕掛けてあるので、それを見るために車を移動させライトをそちらに向けていました。
イノシシは、その明かりに気づいてまたもや方向転換し、藪の中を通って結局高野の方に戻って行ったようでした。
さて、翌日の夜つまり昨夜ですが、懲りずにまたやって来るかどうかが一つのテストでした。
やって来るようなら、対策はますます難しいということになります。
しかし、ほぼ予想していた通り、昨夜はピッタリ出没が止まりました。
やって来たのは、キツネとタヌキのみ。
これであとどのくらいの期間出没が止まるか否か、その次第によってこのイノシシの受けたショックの度合いや性格などが判断出来るかと思っています。
ま、こうした偶然が幸いすることは当然あり得ることで、それをうまく生かさない手はありません。
我々も人間なのですから、知恵に関してイノシシに負けるわけには行きません。
さて、次の手を考えなくては・・・。
どうしましょうか?