月別アーカイブ: 2023年10月

かぼちゃあんぱん再開

かぼちゃあんぱん

クリイミィなかぼちゃのあん(フィリング)は、シナモンとカルダモンを効かせてあります。


かぼちゃあんぱん

かぼちゃあんぱん 1個220円

明日のパン焼きからかぼちゃあんぱんの製造を再開いたします。

今年は幸いなことにかぼちゃが豊作で、沢山収穫いたしました。
自前の畑でとれたかぼちゃを使って、かぼちゃあんぱんをつくることが出来ます。

お味は、もう皆さまご存じのとおりです。
かぼちゃは、どちらかと言うと地味で目立たない素材ですが、食工房はそこに魔法をかけました。
もう幾度となく、多くの方を驚かせて来たかぼちゃあんぱんです。

今年も年末までの限定メニューとしてリリースいたします。
明日は早速店頭に並ぶはずですので、どうぞお楽しみにご来店ください。

焼き上がりは、午後からになります。
皆さまのご来店を、お待ちしております。


麦畑の様子をご覧ください

麦ラボ

定点観測 2023.10.11


麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦


麦ラボ

中島第4圃場 南部小麦


麦ラボ

中島第5圃場 ライ麦


麦ラボ

中島第6圃場 スペルト小麦


麦ラボ

中島第7圃場 スペルト小麦


麦ラボ

中島第8圃場 ライ麦


麦ラボ

猫じゃらしも、見た目は可愛いのですが、畑の中に生えられると厄介です。
背景は、中島第2圃場


クマ出没

獣害対策

夜が明けて明るくなってから撮影されたのは初めて
夜露でレンズが曇っていたのが残念ですが、それでもクマの姿をはっきり捉えています。


9/24 夜に出没した個体と同一と思われる。 <参照>

獣害対策

カメラ設置場所と被写体等の位置関係を示しています。

野生との付き合い方

今日、たまたま見つけたこの動画を見て、「いや、全くそのとおり!」と思いました。
秋田犬を連れて歩く途中、度々クマに遭遇するというこの方は、クマとの距離感をとてもよく理解しているとお見受けします。
犬を伴っているからこそ可能な対応とも思いますが、基本的な認識は正しいと思います。

野生との付き合い方で最も重要なのは、相手の性格と自分の能力を考え合わせて、最適の距離感を保つことです。
それは、クマでもイノシシでもサルでも、基本的に同じでしょう。

そして、例えば相手がクマだったとして、クマにもいろいろな性格を持つ奴がいますから、それぞれにその場その場で対応が異なることになります。

私の場合は、犬はいませんし体力も自信がありませんから、クマとの距離感は、まず出会わないことが第一です。
幸か不幸か分かりませんが、私はまだ生きている野生のクマに出会ったことはありません。
(※檻の中に捕らわれたクマなら、一度ならず見ています。)

一方、クマの出没の痕跡を確認することは度々あります。
逆に、私が気づかないうちにクマに私の姿を見られたことがあったかどうか、それは今一つ分かりません。

ただ確かだと思うのは、私が明確に縄張り宣言をしていることを、クマは承知しているということです。
その圧力を感じ取っていることは間違いありません。
ただし、向こうも向こうでこちらに対して圧力をかけて来ているわけで、そこは勝ち負けで決まる世界です。

そして、イノシシに対しても、似たような対応になっています。

一方サルは、ちょっと違っています。
サルに対しては、如何に強く見せるか、強い相手だと勘違いさせるかに注意を払います。

まず、威嚇します。
こういう場合、最初が肝心です。

動画の投稿主も言っていますが、何もしないで立ち去ることは、逃げることでありつまり敗北です。
相手は、勝った!と認識します。
次からは、より大胆に近づいて来ます。

その点、このあたりにいるサルに対しては、ある意味成功していて、サルたちは私や娘たちの姿を見ただけでパニックになって逃げて行きます。
もちろんそこに至るまでには、地道な努力を続けて来ましたし、本当は弱いことが絶対にバレないように細心の注意を払っても来ました。

ここの集落では、女性やお年寄りや子供たちに対しても、サルは手出しして来ません。
皆、それなりの抵抗をしているからです。
それでも、もちろん油断は禁物です。

こうした認識がいかに大切かということを、今回のこの動画は物語っているのではないかと思いました。

明日と明後日は定休日

連休を含む食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日は定休日休業となっております。

今週も、沢山のお客さまにご来店いただきました。
大変ありがたく、改めてこの場を借りて感謝申し上げます。

そうこうしているうちにも季節は足早に進んで行くようで、この次はもう最低気温が一桁台になるとの予報もでています。
過ごしやすい季節はあっという間に過ぎてしまうのでしょうか。

ま、ま、それでもまだ、私の大好きな小春日和が何度となくおとずれることと思います。
そんな日には、やわらかい日差しを浴びながら、来るべき冬への支度などに汗を流したいと思います。

麦たちも、順調に生育しています。
お天気の良い日に写真を撮って、ご紹介いたします。

ではでは。

シュトレンのご予約、受付開始

シュトレンのご予約を受け付けています。
今年も、スペルト小麦全粒粉を入れた生地をベースに、一層味わい深いシュトレンをつくります。
お口に入れる前から食べ終わって後まで、次々と香りや味わいをお楽しみいただけます。
クリスマスはもちろんですが、冬の間のお楽しみとして長く楽しめる、そして栄養豊富な滋養食としても価値のあるシュトレンです。
ご予約は、12月15日まで受け付けていますが、締め切り間際に集中すると対応しきれませんので、出来ればお早めにお願いいたします。

1個     3700円
1/2カット 2070円(店頭直販のみ)

★+150円で、ギフト用に使える化粧箱に入ります。
★ご依頼先へのギフト直送も承ります。送料の他、梱包代として+150円ご負担ください。
★ご予約、ご用命は、お電話、ファックス、メールなどでお申し込みください。 TEL 0241-38-3102 FAX 024138-3104
食工房オンラインストアあるいはハンドメイドマーケット・クリーマでもご購入いただけます。
★Webショップでは、1/2カットサイズは取り扱いません。ご了承ください。

マイブログ中間報告・vol.28

こんな記事を時々書いていたことを、すっかり忘れていました。
調べて見たら、前回は2015年5月10日のvol.27でした。
で、今回はvol.28というわけです。

このブログを始めて、かれこれ16年余りになります。
その間には、じつに沢山の出来事があり、その大方はこのブログに記事となって書かれています。

一方、世の中的にはブログを書く人は限られた数になり、多く方はSNSに移行して行かれたようですね。

そのSNSもいろいろと変遷があり、今の主流は・・・はて!何でしょうか?
私はSNS乗り損ない派で、そのあたりの事情には全く疎いのです。

人に勧められてインスタグラムを始めましたが、近頃は更新ペースが延びてしまって、ほとんど放ったらかしです。
これもちゃんと使いこなそうと思ったら、それなりに時間と手間を食うわけで、ブログだけで手いっぱいという感じです。
そのブログも、最近時々満足の行かない記事を上げてしまうことが少なくありません。

圃場に麦を作付けするようになってからというもの、忙しさがそれまでとは量も質も違うものになりました。
体が思いっきり疲れることが度々で、そんな時は頭も働かないのですね。
肉体的疲労もある程度までならいいのですが、過ぎれば知的作業は不可能になるということを何度も実感しました。

思考や判断は、じつは大変なエネルギーを消費するもののようです。
実際、腹も減ります。

というわけで、なにやら中身のない報告になってしまいました。

ただ一つ、このブログは私の目の黒いうちは止めないつもりです。
お付き合いいただければ、ありがたく幸いに存じます。

一転して雨多いかも

昨日の夜は降りましたね。
まとまった雨量になったみたいです。
川の水量も、かなり増えた様子です。
一転、蒔いたばかりの麦、発芽して育ち始めたばかりの麦たちが、畑で水浸しになっていはしないかと気になりました。
良くないですね、こういうパターン。

ちょっと憂鬱になりながら、朝、畑の様子を見に行きました。
水はけのよいところ、水はけの悪いところ、いずれも思ったよりはダメージがなさそうに見えました。

早いところある程度の丈に育ってくれれば、あとは少々のことでは弱ることはありません。

まあしかし、種まきが終わっていてようこそです。
いつも最後のチャンスを逃さずに済んでいる運の良さに感謝する私です。

さて、冬型の気圧配置で気温がどんどん下がって、季節も一ヶ月くらい先に進んだかのような昨日今日です。

明日のパン焼きでは、室温を上げる必要が出て来るでしょうね。
寒い季節、パン屋の仕事場は暖かくて快適です。

ま、その分なお一層おいしいパンを焼くことに注力したいと思います。

皆さまのご来店、お待ちしております。

冬を思わせる冷たい雨

昨日から比べても、グンと気温が下がりました。
風は冷たく雨も降りました。

空を覆う雲は冬を思わせました。
気温が低い真冬なら雪になっているところです。
これから先は、足早に秋が過ぎて行くのかも知れません。

でも、その間にも、時雨が降り合間におとずれる小春日和が心を和ませてくれるでしょう。
麦播きが終わっているので、あとは大きな気がかりはありません。
パンの出来も良かったので、今日は少し余裕です。

あとは、獣たちの動きをちょっと気にしながら、ゆっくり休みたいと思います。

ではでは、おやすみなさい。

気温下がる

猛暑にあえいだ日がつい先日のような気がしますが、9月を過ごす間にも確実に季節は進んだということですね。

今日あたりはもう肌寒いくらいの実感でした。
痩身の私などは、長袖の下着に長袖のシャツを重ね、下はズボン下も履いてちょうど良いくらいです。

そんな気候の変化に対応して、酵母種やパン生地の発酵温度管理は、夏の頃とは全く違った状況となっています。

室温は24℃台、水道水の水温も21℃台で、当然室温に置いている小麦粉の温度も室温とほぼ同じです。
これを27~28℃で管理するためには、こんどは保温モードになるのですね。

明日のパン焼きでも、成形作業の時などに生地の温度が下がらないように工夫することになります。

一方、発酵過熟になる心配はほとんどなくなります。
どちらかと言うと、低温長時間発酵の方が風味が良くなります。
おいしいパンが焼けると思います。

明日も皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。


本日のクマ情報

獣害対策

10/1の個体と同一かどうかは微妙なところ。
歩いて行く向きが逆方向であることも気にかかります。



獣害対策

この夜も、№2カメラのみ稼働中でした。
他の場所での動向をキャッチ出来ていないことが悔やまれます。

本日もクマの出没を確認しています。
ここ数日連続してクマが出没しています。
実は、近くに複数の空き家があって、その周りが見通しの悪い草やぶと木立に覆われています。
クマは、そこを通過点や隠れ場所にしているようです。
種まきも終わりましたので、これから少しずつそのやぶを刈り払らおうと考えています。
早速今日は手始めに少しの面積ですが、竹やぶになりかかっている箇所をバッサバッサと刈り倒しました。
中は至るところクマの漕ぎ跡があり、潜んでいたと思われる場所も確認出来ました。
そこを荒らされて、クマの奴めはどう思うか知りませんが、それが人間のやったことであり、挑戦のメッセージだと理解するであろうことは間違いありません。

全圃場播種完了、そしてクマ

麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦 10/03 播種完了


麦ラボ

9/26に播いたライ麦は、早やここまで成長しています。


麦ラボ

高野第1圃場 デュラム小麦 9/26 播種


麦ラボ

高野第2圃場 デュラム小麦 9/26 播種

今日は昨日の続きで中島第2圃場のライ麦の播種作業をやりました。

昨夜半、突然の降雨があり、圃場が湿ったため、午後2時過ぎからの作業となりましたが、午後4時30分頃には終えることが出来ました。

これでめでたく全圃場への播種が完了しました。
百姓6年生への進級となりました。
これを記念して、また収穫の恵みパンセットの企画をやりますので、どうぞお楽しみにしていてください。

獣害対策

路上での目撃は、今回が初めてです。

さて、そこまでは良かったのですが、今日は間接的ですが近所の方のクマの目撃情報が伝わって来ました。
それが、この付近の路上だったということで、にわかに緊張が走りました。

早速現場確認をして痕跡を探しましたが、舗装道路の上に足跡が残るはずもなく、何も掴めませんでした。

で、路上での目撃は今回が初めてなのですが、多分過去にも路上に出て来たことがあるのではないかと推測しています。

とりあえず、家の前の路上を狙ってトレイルカメラをセットしました。
もし、これがクマの姿を捉えるようであれば、対策も根本から見直さなくてはなりません。

何しろ我々市民は、直接クマと対決するための手段を何も持ち合わせていませんので。
獣害は、これから先ますます頭の痛い問題となるはずです。

周期的に変わるお天気

麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦 播種作業中
麦を作り続けることで、年々土壌が改良されて行っているようです。


麦ラボ

これが播種機「ごんべえ」です。
ホッパーに種を充填しているところです。


麦ラボ

播種機の仕組みがお分かりになりますでしょうか。
搬送ベルトが下降に転じるタイミングで、種が下に落ちます。


麦ラボ

下に落ちた種は、ディスクが切った溝に入るようになっています。
さらに後ろにある覆土パネルによって土寄せされ、さらに後輪で転圧されます。
とても良く出来た機械です。


麦ラボ

小さい体で、グイグイ前進して行く体力の持ち主、下の娘です。


麦ラボ

観察が細かく、完璧な仕事を目指すのは、上の娘です。


麦ラボ

播種作業中の私
圃場の広さの見当が付くかと思います。

このところ2、3日周期でお天気が変化するようになっています。
これは、秋も深まりつつあることを物語っていますね。

今日は晴天に恵まれ、昨日までの雨で湿気っていた圃場も乾き始めました。
最後に残ったライ麦の種を何時播くことが出来るか、チャンスを待っていました。

今日、圃場の乾き具合は今一つでしたが、今日が最後のチャンスと決断して午後からトラクターを出動させました。
もう少し乾いていれば最高でしたが、それでも申し分のない仕上がりになりました。

3時の休憩の後、娘二人にも参加してもらって播種作業を始めました。

今日の圃場は、少し湿気っぽい土がフカフカにやわらかくなっていましたから、播種機が沈んで前進への抵抗が強く、押して行くのは体力勝負でした。
しかし、状態としては良い耕土になっていたと思います。
発芽も早いでしょう。

あとは、カラスノエンドウなど雑草をどの程度淘汰で来たか、今後の状況を見たいと思います。
活発に再生して来るようなら、選択性の除草剤を使用して淘汰するつもりです。
そうすれば、来シーズンからは何の憂いもなくなります。

ちなみに、土壌は今年もまだ流入土砂の有機分が濃厚なので無肥料です。
今日の作業で全部終わらせることが出来なかったので、明日また続きをやります。

明日と明後日は、食工房は定休日となっております。