投稿者「mikio aoki」のアーカイブ

忙中寒あり

本当は、「忙中閑あり」と言う言葉があるわけですが、この忙しい時に風邪を引いてしまったので、忙中寒・・・とひねってみた次第。


明日は、会津若松市内にてイベント出店です。
お天気は、どうやら問題なさそうです。
それより、自分の体のお天気の方が心配・・・。


まあ、何とかなるとは思っていますが、今夜は早めに休むしかありません。


さて今日は、かぼちゃあんぱん、どくろクッキーなど、お楽しみメニューを沢山つくりました。
皆さま、明日はぜひぜひ、野口英世青春広場へお出でください。


大勢の方のご来場を、心よりお待ちいたしております。



 


 

コストに見合わない人々


会津の田園風景は、本当に宝だと思います。


コストに見合わない人々・・・、言うまでもなく今の我々福島県民のことです。


これまで一般公衆の放射線被ばく許容限度は、1mSv/年と規定されていたわけですが、原発事故のあと、暫定的に20mSv/年となっていました。
事故から7ヶ月が経ち、どう考えても1mSv/年を達成することは困難と判断したのでしょう。
国は、20mSv/年を許容限度として正式採用する考えのようです。
そして1~20mSv/年の間で、場所毎に基準値を決めるとしています。


仮に1mSv/年を厳格に適用すると、福島県のほぼ東半分が人の住めない場所になりますから、ここに居る約200万人の人々を移住させるために、極大雑把に一人1000万円かかるとすると、計20兆円のお金が必要になります。


それほどのコストはかけられないというわけですね。


それより何とかして留めておいて、貴重なデータ収集のためのモルモットにしたいのじゃないでしょうか!?
余計な金もかからないし・・・。


除染をするんだと言っていますが、そんな思うようには進まないと思います。
困難を極めるはずです。
荒っぽく建物をみんな壊して、山の木を全部伐って、地形が変わるくらい土を削ってしまえばどうだか知りませんが、そんなことをして自然環境を根本から損なってしまったら、もっと別な理由で人が住めなくなってしまいますから。


とか何とか言うより、一つの方法で皆が満足するということはあり得ませんから、移住の権利も保証しつつ、覚悟の上で居残る人には支援もしつつ、可能な所は除染もして、その拠り所をきっぱりと1mSv/年にすれば良いだけの話しなんじゃないでしょうか。


しかし、そこはコストなんですね。
我々は、コストに見合わない人々として、見捨てられているとしか思えません。


そして一方では、自助努力も報われなかったりしているわけです。


この福島の中から見ていると、日本という国はもう終わったんだとしか思えません。


あとは・・・、そうです、人と人の直接的つながりの中でのみ生きて行ける、もうそれしか無いような気がしています。

百姓市・よろしくお願いします。

一週間の早いこと!
明後日はまた日曜日の恒例、相川の百姓市です。
もちろん休まず開催です。
皆さまのお出でをお待ちしております。


今回食工房では、大内果樹園のかやば梨・第二弾として、二十世紀梨を販売いたします。
甘みと酸味と香りの品種、二十世紀です。
こちらは、300円/kgとなっております。
よろしくお願いいたします。


さてさて、明日もそして明後日もパン焼きになります。
とりあえずもも、あぐり・カフェが終わるまでは、気が抜けません。


本日はこれにて・・・。

個展・準備完了


昨年の個展とは、ずい分雰囲気が違いますね。
お時間のある方、ぜひご来場ください。


今日は、食工房の仕事の後半を娘たちに頼んで、会場のFM喜多方へ個展の準備に行って来ました。
すでにパネル5枚が設置され、絵の飾りつけを待っていました。

さて今回三度目とは言いながら、この飾り付けが大変です。
今回は、スペースに対して作品が多過ぎて、ちょっとゴタゴタした感じになってしまいそうだったので、残念でしたが3枚ほど展示を諦めてもらいました。


まあでも後になって、それはそれで良かったかなと納得してくれましたので、めでたく準備完了となりました。


助っ人に駆け付けてくれたMちゃんのおかげで、予定よりずっと早く8時過ぎには終わって、一緒に喜多方ラーメンを食べに行くことが出来ました。


いよいよ明日から、青木真知子作品展・「ドコノモリ vol.3 あなたの子どもたち」の開幕です。

本人は毎日会場に出向くと申しております。
どうぞ顔を見に行ってやってください。
そして作品の方もご鑑賞いただければ、なおありがたいと存じます。

よろしくお願いいたします。


会場案内図


多忙月間の始まり

さて明日から月末まで、息つく暇のない多忙月間の始まりです。
明日は、いつものパン焼きの後、連れ合いの個展の準備・会場の設営です。
深夜までかかる可能性大です。

明後日からは、あぐりカフェに向けて製品の造りだめをしなくてはなりません。
日曜日の百姓市も休まず出店しますし、連れ合いは個展の会場に毎日出向くと言っていますから、この次の定休日は、ほとんど倒れ込み状態かも知れません。

件の個展が終わると、次は神奈川に呼ばれて集合アート展<参照>の一角に出展のため、連れ合いは一週間余り出かけますので、この間ずっと食工房は基本3人で仕事です。
カフェコーナーはお休み。
その他、いろいろ至らない点が生じると思いますが、何卒ご容赦。

その間に、百姓市の「大収穫祭」も行われます。

今シーズンのご愛顧に感謝の意を込めて、盛大にお振る舞いのイベントです。
手打ち蕎麦、杵つき餅、芋煮など、沢山召し上がっていただきます。
食工房特製のカレー味のそばつゆも登場。乞うご期待!



画像上クリック・拡大表示します。

「あぐり・カフェ」 イベントのご案内


フライヤー・表面
画像上クリックで拡大



同時開催イベントと地理のご案内・裏面
画像上クリックで拡大します。


来たる10月10日(月・祝日)、会津発こだわりの「食」のイベントです。

各出店者は、いずれも創意工夫、意欲溢れる方々ばかり。
食工房も、負けてはいられません。
毎回、大いに触発されることを期待しての参加です。

今回はあぐりスペシャルとして、かぼちゃあんぱんを出品販売します。
昨年のスペシャルメニューだったどくろクッキーも、再びお目見えします。
そしていつもの自家焙煎コーヒー。
他にも、当日発表のメニューがあるかもです。
どうぞ皆さま、お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。


当日のお天気は、いつものようにテルテル坊主に・・・。




やっぱりなー・・・

川内村の知り合いのブログやツィッター上で取り上げられています。


>そのうち、東電からの補償が提示されて「さっさと村に戻った人は20万円、長いこと避難してた人は30万円、全然避難してなかった人は10万円」という金額が出た。<参照>


>東電の補償請求、精算すると、仮払補償金を返金することになるケースが。年配の夫婦が避難所から村に戻り、ほとんど移動していないとなると、精神的な慰謝料だけになってしまう。家族がバラバラになり、車や家財を買い足したりしているのに、返金させるなんて無理だ。<参照>


これが、東電が認識している「補償」というものですか・・・。
「うーん・・・」 唸ったまま、二の句が出て来ませんね。


会津の我々が、風評被害だと言って騒いだ分に、一体いくらの手当てが出るんでしょうか。


そうそう、私などがライ麦や小麦の自主検査をしましたが、あれは請求の対象にならないらしいですね。
対象にするためには、取引先などから検査依頼があって止むを得ず検査したという、いわゆるアリバイが必要だそうです。


なーんだ、そういうことですか。


昨日の記事に書いたこと、全部その通りなんじゃないですか!

なるほど、それで分かった!

この度の原子力災害に関しては、国の無策!東電の無責任!と憤りつつも、一体どうしてそこまで徹底しているのか、よく分かりませんでした。
犯罪的だとさえ思える状況がまかり通るのは何故か?


最近、薄々気が付き始めていたことがあります。
やつぱり何かしら法律的に不備があるのじゃないか、それはそもそも原子力利用の基本的な考え方の中に在る大きな欠陥と言うか、そもそも最初からそういう企てだったのではないか・・・、ということです。


今朝、<こちら>のブログ記事を読んで、なるほど!と思いました。
そんなに長い文章ではありませんので、先ずはご一読ください。


確かに国や東電の態度は、この線に沿っていますね。
そもそも危険など存在しないという考え方です。


これはまいりました!


これでは、こちらがいくら力んでみたところで、ひとり相撲をしているようなものです。


なるほど、それで風評被害なのですね。
実害は存在しないので・・・。


補償のもらい方も、この際よく研究しておかなくてはなりません。
先月だったか、東電が配布を始めた補償に関する請求書類には、示談書が添付されていたそうですから、うっかり金を受け取ったらもう責任追及は出来ません。


国は、原子力利用を国策として進めて来たのは国民の総意だと考えていますし、東電は責任を取らなくてはならないようなことはしていないと思っているわけですから、如何ともし難いですね。


ああ!ここに来て脱力です。
仕切り直ししなくてはなりません。

今週の営業について

今週は、連れ合いの個展が喜多方市内にて始まります。
期間中(10/7~10/16)、連れ合いは会場に出向いておりますので、食工房はカフェコーナーをお休みいたします。
パンと焼き菓子、コーヒー豆など、製品の製造販売は、いつも通り営業しております。
よろしくお願いいたします。


ただ今、販売用のポストカードの製作や印刷、タイトルカードやパネルの製作など、私にも役目が回って来て大忙しです。
世の中は心配事が絶えませんが、今はちょっと横に置いて、ドコノモリの世界にかかりっきりです。


 


森の家族

焼き菓子類・在庫切れのわけは・・・

このところまたクッキー類の品切れが続出しています。

一旦品切れになると、なかなか次のロットの製造が出来ません。
毎週二品目がやっとというところです。

どうしてこんなことになっているのかと言うと、いろいろと製品造りの周辺仕事が増えたから・・・。

例えばドライトマトの加工では、ヘタとり・半割り・種取り・乾燥(オーブンの余熱を利用して、延べ12時間くらい)・オリーブ油(ガーリックオイルを自家製。)漬け込みまで、その間に一つ二つ製品が出来るほどの時間を費やしています。

かぼちゃあんぱん用のあん造りもなかなかのものです。
かぼちゃをザックリと割って、皮を取り除いて、蒸し器で蒸して、裏ごし網で漉して、牛乳・バター・砂糖・スパイスを加えて、じっくり煮詰めながら練り上げる。
これもその間に、一つは製品が造れます。

こんな凝り性なことをやっているので、ジンジャークッキーやコーヒークッキーなどを、いつまでも造れないでいるというわけです。

ああ、これが言うところの食工房病です。




  シュトレンのご予約・第一号のお客さまがご来店!

驚きました!

昨日、パンだよりのpdfファイルを公開したばかりです。
シュトレンのことは、そこにしか書いてなかったのですから、それをご覧になって即断即決で、会津若松市からわざわざご来店くださったということですね。
いやー、本当にありがとうございます。
力が湧いて来ます!がんばります。




  また、バター不足が深刻だとか・・・

一昨年だったと思いますが、バターが不足して食工房の仕事にも影響が出たことがありました。
最近またバター不足を通告され、注文数を満たしてもらえなくなっています。
今回のバター不足がどの程度深刻なのか、いつまで続くのか、注目していなくてはならないようです。
シュトレンの製造に支障が出ないことを願いつつ。




  明日は「百姓市」へご来店を

よろしくお願いいたします。

パンだより・出来ました。

印刷バージョンの「パンだより」が出来ました。
早速ホームページ上に公開しています。
ご覧いただければ幸いです。

★食工房のホームページよりお入りください。 <こちら>

その「パンだより」の中にもご案内していますが、10月は、いろいろとイベントで忙しくなりそうです。

まず何と言っても、我が連れ合いが二つの展覧会にチャンスをいただき、喜多方市と神奈川の大磯町の会場に、それぞれ期間中出かけることです。


食工房始まって以来、と言うより連れ合いにとって、こうして認められて人の前に出るのは、全く初めてのことです。


今年は、夫婦揃って還暦を迎えたせいでしょうか、本当にいろいろな出来事に巡り合います。




  「百姓市」・今週もよろしくお願いいたします。

 毎週日曜日10:00~15:00 開催中です。

無農薬・有機栽培の野菜と加工品、天然酵母パンと焼き菓子、木工芸品のお店が並びます。
野菜は、残留放射能検査を受け、不検出のものを販売しています。
また、この放射能汚染について、情報の交換もしています。
線量計も置いています。
関心のある方、お気軽に声をかけてください。


百姓市の場所のご案内


 


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